『みんなに打たせてもらったホームラン』
本日の甲子園3回戦、長崎海星高校に勝利した近江高校の山田君が放った満塁ホームランは「みんなに打たせてもらった」のだと、インタビューで話していた。
彼の口からは、仲間への感謝の言葉が沢山出てくる。
みんながいて、自分がいる。みんながいるから自分の役割がある。だからその役割を果たすんだ。というような、人は人の中で生きているんだよなぁということをお手本のように示してくれる。
なかなか、こんなふうに生きられないけれど。
ついつい自分のことばかりになって「人」に気づけず、独りよがりになってしまいがちだけれど。
でも、それは本当ではなくて、自分の心や脳が勝手に孤独な世界を見せているだけなのだろうなぁと思う。
山田君のように、周囲の人々とやさしくて力強い世界を作っていきたい。
そのためには、まず自分から心を開いて関わっていくことなんだろうなぁ。
自分の在り方が正しくない方向に行っているなと思ったら(最近正しくないのだが…)、山田君の姿を思い出そう。その姿に胸が震える自分がいるうちはきっと大丈夫。少しずつ軌道修正していこう。