WEBライティングのコツ~トレーニング方法①~
こちらの記事では、私自身がWEBライター業務中に学んだことを中心にWEB記事作成のコツをお伝えします。
ライティングのスキルといっても、いろいろありますよね。
構成力、語彙力、表現力、描写力、またそれらの文章を生み出すための思考力、事実確認のための取材力や検索力なども必要になってきます。
今回は、比較的実施しやすいトレーニング方法を3つほど、ピックアップしてご紹介します。
1.読書をしよう
「書くための話なのに読むの!?」となるかもしれませんが、読書といっても難しい本を読むとか語学を身に着けるとか、そういう話ではありません。
あなたが「この文章は読みやすいな」「ぐっと引き込まれるな」と感じたライターさんやブログや本などを読んでみようということです。
「読みやすさ」にも色々な種類があると考えています。
たとえば
テーマが自分に合っている(興味がある分野など)
文章自体のテンポが良い(文章の区切りや改行など)
言葉のチョイスが上手い(分かりやすい言葉を使っているなど)
伝わるように工夫されている(図解や例え話を使っているなど)
などなど。
あなたが読んでみて
「興味がなかったのに理解しやすかった」「引き込まれるように読み進められた」などがあれば、それはあなたと相性の良い文章を書く人かもしれません。
読書が苦手な人こそ、ぜひ確認してみてください。
特に読書が苦手だったり嫌いだったりする人が「お、これは読みやすいぞ」と思う文章こそ、WEBライティングに必要な要素が秘められているはずです。
2.文章を解析しよう
もちろん「読んでおしまい」ではありません。
そうやって「読みやすい」と感じた文章に出会ったら、次はその文章を分解してみましょう。
「読みやすい」部分を深堀りするわけです。
単純に「どうして読みやすいのか」という視点で見ても良いでしょう。「どうして離脱しなかったのか」「どうしてまとまっているように感じるのか」など、気になる部分を深掘りしてみましょう。
あなたが「読みやすい」と感じた要素をあなた自身が身に着けることで、あなたの文章が「読みやすい」ものになっていくはずです。
ついでに「人気のある話題や記事」から流行の傾向や需要の調査なども行え、一石二鳥でオススメです。ライティング力アップのためには少し遠回りのようで、意外と近道なのかもしれません。
3.調べる癖をつけよう
人の文章を読んでいるとき、以下のようなことになったケースはありませんか?
「この言葉って誤用じゃない?」と思った
「あれ、知らない単語だな……」と意味を考えた
「これってどういう意味だろう」と読書が止まった
「読み方は分からないけど、何となく知っている」と読み進めた
それ、すべてチャンスです。
あなたの語彙力や構成力を高めるためにも、その瞬間に調べるようにしてみましょう。
あるいは、あとで調べるために単語や文章をコピーしておきましょう。
誤用されやすい表現(「情けは人の為ならず」など)は、そもそも有名なものが多いので調べ直す必要はないかもしれませんが、
「これって、こういう使い方で合ってるかな?」と思った漢字や熟語、ことわざなどは、ぜひ調べてみてください。
結果的に正解だったなら、あなたの知識が正しく強化されるでしょう。不正解だったなら、あなたの知識がアップグレードできるでしょう。いずれにしても、良いことのはずです。
そうやって、読むときに調べる習慣がついていれば、書くときだって自然と調べるようになるでしょう。
以上、読書から始まるライティングのトレーニングを紹介しました!少しでも参考になれば幸いです。
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