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【学び】新型コロナウイルスで変わる日本の働き方や価値観
株式会社ワーク・ライフバランス(TEDxGlobisU協賛企業)
×グロービス価値観共有クラブ共催オンラインセミナー
オンライン講演会「新型コロナウイルスで変わる日本の働き方や価値観」
久しぶりに小室さんのお話しを聞きました。コロナ禍で働き方や価値観の変革が一層問われるようになったきたこともあり、今までよりも響いた内容でした。
コロナ禍に対する自社の対応を見てその従業員たちは、モチベーションが高まる人もいれば、例えばコロナ前に戻ろうとする様子から組織に限界を感じたり見限ったりもする。今まで以上に、働き方や価値観の進化が問われる時代になったと感じざるをえませんでした。
気になった点は以下のメモの通りですが、
『男性育休応援動画』 #もっと一緒にいたかった
は特に印象に残りました。
母親は出産後にうつになりやすく苦しむ話しや、自分自身の子供達とのかかわりを振り返ると、育児に対する考え方が変わってきたのかもしれません。改めて考える良いきっかけを頂きました(感謝)。
本講演会からの持ち帰りアプトプットとして、まずは家族との対話の時間を今までよりも増やしていこうと思います。
<メモ>
◆経済発展しやすいルールの違い
<人口ボーナス期に経済発展しやすい働き方>
・なるべく男性が働く
・なるべく長時間働く
・なるべく同じ条件の人を揃える
※日本の成功要因
・残業制限なし
・転勤あり:日本はメンバーシップ型
→他方、これらを人口ボーナス期が終わっても変えなかったのが今の失敗
<人口オーナス期に経済発展しやすい働き方>
・なるべく男女ともに働く
・あるべく短時間で働く
・なるべく違う人を揃える
※集中力を担保するのは「睡眠」
・「朝目覚めてから13時間以内に、集中力の切れた脳は酒気帯びと同程度の、さらに起床後15時間過ぎた脳は、酒酔い運転と同じくらい集中力しか保てない」(慶応義塾大学 島津明人教授)。
※多様な人材がフラットに議論してはじめてイノベーションが生まれる。働き方の門前払いではイノベーションは起きない。
※ミドルが語れて、初めて働き方改革が動く。
◆育児で休む女性の数を介護で休む男性の数が超える
◆テレワークのおける生産性を左右するのは何か
①仕事を見える化、共有化
②不安や孤独から解放され、安心して仕事に集中できるか?
③時間を自律的に組み立てられるか
◆時間自律性の高いチームを作る朝メール.com
cf/研究開発の時間が30%しかなかった研究職
◆テレワークでも「チームで」働き求心力を高める
・仕事終了を宣言し、振り返る。
◆マネジメントは不要になる?役割が変わる?
★元々のマネジメントの課題がテレワークによって顕在化しただけ。
↓
ボーナス期には指示命令型(ティーチング)で緊張感を高めるマネジメントから、イノベーションが必要なオーナス期には傾聴承認型(コーチング)で心理的安全性を高めるマネジメントへ
◆マネジメントの具体的アクション例
・朝一番の励ましコメント・夜メールにねぎらいコメント
・「あったかいweb会議」にする工夫を
★反応リーダー(ミュートをON。吐息を入れてもらう)
・ゼロベースで働き方を見直す覚悟で。カエル会議。
◆経営者に求められる判断は?
・元に戻るのではなく、第2.3派に備える。
以上