「大きな嘘の木の下で」から得たこと
<感想>
自己啓発本としても良し、日々の成長に活かすこともできる。
<概要>
・お金は「交換ツール」でしかない
└子どもに教えるときも、お金を<あげる・貸す>ものを<売る・買う>
という言葉を極力使わないようにする。
あくまで交換ツール、ただの紙切れと認識させる。
└お金の価値が暴落することも他国では往々にしてある。
時代は「モノ消費→コト消費→ヒト消費」の時代に突入した
└商品価値の差分は小さくなるため<ヒト>で選ばれれば価値は青天井
└<出世=人から信頼されている>こと
└いい借金=増える見込みがある/悪い借金=今の生活をしのぐ借金
└いざというときに助けてくれるのはお金ではなく<信頼>
「仕事」と「労働」と「遊び」の境界線
└「仕事」とは、誰かの願い(真のニーズ)を叶えるために、自分ができる限りの価値を提供すること。「労働」とは、体を使って働くこと、特に、収入を得る目的で、体や知能を使って働くこと。労働は無意味。
└「仕事」を「遊び(ゲーム)」に変える要素
・成長:役職(責任)/給料
・育成:部下や後輩へ。人はみんな育成が大好き
・バトル:勝負化することで熱くなれる。必ず公平に。
・収集:マイルとポケモンGOの間の、自社のキメ
・交換:収集したものを交換できる仕組み
└仕事を楽しんだ人が一人勝ちできる
→良くも悪くも日本は競争環境が他国より非常に低い
学ぶべきは「失敗するパターン」
└成功をまねるのは至難の業、失敗要素を取り除くのは簡単
└毎日違うドリンクを飲んで、日々違う環境に慣れる
百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず
└「夢がない」なら「できるようになりたいこと/手に入れたいもの」のために行動・努力し続ける
「不満」を取り除くよりも情報公開して「納得」してもらうこと
└人事は選挙で決める。能力(後発)よりやる気が大事
手段と目的を履き違えてはいけない
・目的=実現しよう、成し遂げようと目指す事柄。最終的に到達すべきこと。(関わる人たちを豊かにする=達成できない)
・目標=意図している事柄を達成するために設けた目当て、具体的に達するべきこと。(売上1,000億円、利益100億円=達成できる)
・手段=目標に到達するために、とるべき具体的な方法。(メガネを販売する、世界的なアイウエアブランドを作る=達成できない)
→手段と目的は似ているので、手段を目的化しないよう細心の注意を払う
「真面目に一生懸命、楽しみながら遊ぶ」エンターテイメントが最強