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喪失について

喪失について

突然ですがパワーストーンがなくなるときの意味、って聞いたことありますか。

先日、この4年半ほど、ほぼ肌身離さずつけていたパワーストーンのペンダントを失くしてしまった。

それは、昨年お亡くなりになったトーマイタルさんが紹介されていたもので、それをつけてから感じていたことは、「自分に必要な出会いが最速でやってくる」というもの。

私はもう頼り切ってしまっていた。

心当たりのあるところをぜんぶ問い合わせてみましたが見つからず。

パワーストーンは、その役割を終えたときに去っていくとか、あまりに強い働きをもたらしたときに自ら姿を消すと聞いたことがある。

正直、かなりの喪失感。

昨日そのことを、とあるオンライン研修でお話したとき、先生が「もう、頼らなくても大丈夫ってことだよ」って言ってくださって。

もしそうだったらいいな、でもとても寂しいなと思いながら、昨日は久しぶりに絵を描いた。絵といっても、私の場合落書きなんだけれど、最近見た映画のバレエダンサーがとても素敵だったので。

描きながら気持ちがとても落ち着いてくる中で、なぜか思い出したのは、私が人生の中で体験したいちばん大きな喪失だった。

そのことは私の価値観を根底から変えて、間違いなく私を何倍にも成長させてくれたことを思い出しながら。

喪失にも大きな大きな意味があり、その人に必要だからやってくるのだと実感する。

私のペンダントは、どこかで息をひそめているのかもしれないし本当に消えてしまったのかもしれませんが、今まで支えてくれたことにたくさんお礼を言いたいなと思っています。

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