パフォーマンスって、コミュニケーションだ
2024.9.7.
「オイリュトミー・ピアノ・朗読による銀河鉄道の夜」公演本番。
お越しくださった方、お心寄せてくださった方、ありがとうございました。
#銀河ノコモリウタ プロジェクト参加を機に、朗読や声の表現をしたくて、ヒヨコの歩みをはじめたのが2年半前になる。
プロジェクトチームと顔合わせの日の記事はこちら
ちょうどその頃、ピアニストの朝美さんからお声がけを頂いて、翌年の秋にはライブハウスの舞台に立っていた。
ヒヨコなのにね、いろいろすっ飛ばしてヒヨコのまま走ってる。
でも、このスピード感は、自分の道が間違っていない証明じゃないか、と思う。
今回の銀河鉄道は、単独で読み手をつとめるライブとしては2回目になる。
台本はあってもアドリブの割合が多く、昨日は視界のほんの目の端で、舞い手・真矢さんの衣装をとらえたタイミングで声に出したり、朝美さんが即興で紡ぐ一音ずつにジョバンニのこころを載せたり。
ひとつずれると銀河鉄道は停車してしまう…
お互いがお互いの存在に肌感覚で触れながら、お話を紡いでいく。
扱っているのは言葉でも、言葉じゃないものが頼りのノンバーバルコミュニケーション。
キャッチボールを受けられたときは嬉しいし、変化球にはドキドキする。
無数のキャッチボールをしながら、分かったことがある。
パフォーマンスって、コミュニケーションだ。
誰かが描いた物語を味わうのはひとりでも楽しいけれど、声に出して誰かと共有したり、一緒に立体的なものに創り上げる、そこには混じり気のないコミュニケーションが生まれるように感じる。
ライブを終えて、すぐ次の舞台を企画したくなった自分を新鮮に感じている。