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【ご機嫌とり①】トイレをごきげんな個室にする

子育て中、特に未就学児の保護者の皆様。
きっと同じくあるある事項だと思うのだが、トイレがトイレの枠を越えて唯一の安らぎの場となってはいないだろうか。

スマホを持ち込み、一旦強制的に子をシャットアウトし気持ちを立て直している保護者が私の他にも大勢いると信じたい。

4月末に引っ越し、いまだに色んなことが手つかずの我が家。家のどこにいても視界がざわついている状況で、片付けたそばからとっ散らかっていくのでもう何をどうすればいいか分からない。散らかり放題の空間では思考もフリーズするということを身を持って体感している。

つい先日、友達のそのまた友達(つまり私にとっての他人)のインスタで見た投稿。
自分がこれまでに住んだ土地に関する書籍をトイレにディスプレイしてみた、というもので「なんて小粋なことしやがるう!」と片付けついでに早速真似してみたのだが、これがすごく良い。

産後4年半たって脳みそが回復してきたのか、最近ようやく少しずつ本が読めるようになってきた。それでもまだ本を選び、本をひらき、しっかり読む時間を確保するのはハードルが高い。さあ読むぞ、というレベルまで気持ちを上げられないのだ(だからついついスマホでさくっと読める無料漫画なんかを見ちゃう)。

ところがどっこい、トイレに図書コーナーを設けたことで明らかにハードルが下がった。

トイレにて可視化されたわたしの歩み

図書コーナーのラインナップはこんなかんじ。赤の他人さんにならって、私もこれまで住んだ土地や思い出深い土地の本を集めてみた。留学含め長らく住んだ第二の故郷・ベトナム。意外にも本を持っていなかったが、満島ひかりとベトナムの相性いいなと唸ったいつかの雑誌を。
主人と東京ベトナムで付き合っていた頃の待ち合わせの場だった台湾。結婚して2年住んだクアラルンプール。そして今現在暮らしている東京。コウケンテツとコロナ禍に友人が担当したarucoも一緒に。そういえば宮崎がないので、面白い書籍があればぜひここに並べたい。

翌日の図書コーナー。突如マネー関連ぶっこむ

トイレに腰掛け、適当な一冊を手に取る。ぱらぱらと目を通してみる。さあ読むぞと意気込む必要はなく気楽な割に、ほんの数分で本から得られることは何かしらある。

例えば今日の私の収穫としては◆我が子が大学に入るまで約14年、教育費として500万確保しておくには利率3パーの場合積立額の目安は月約2万(『子どもにかかるお金大全』より)、◆台湾の名物飯・知高飯めっちゃおいしそう。レシピ検索して作ってみよう(『もっと激ウマ!食べ台湾』より)、など。本をひらかなければ得られなかった知識や好奇心だ。シンプルに素晴らしいことだと思う。

今回は図書コーナーメインで書いたけど、ごきげんな個室にするために他にもアレンジを加えているところ。たかがトイレ、されどトイレ。また追って投稿予定。

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