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ぐんま国際アカデミー受験 体験談 2021年Ver.

娘が1歳から英語教育を初め、バイリンガル教育を続けて数年。7歳で英検3級をほぼ満点で合格。(CSEスコア換算レベルは準2級以上)

2年前(2021年)にぐんま国際アカデミーを受験するまでの経緯と記録。

ぐんま国際アカデミー受験時、ネットで調べても全然情報が出てこず 、受験時に情報がないことが1番の不安でしたが、手探りながら何とか合格することができました。

実際通わせてみて本当に良い学校だと心からおすすめできます。

受験を検討している方、受験予定の方の参考になればと思い記録させて頂きます^ ^


1. ぐんま国際アカデミーについて


 群馬県太田市に校舎を構えるぐんま国際アカデミー (GKA) は初等部、中等部、高等部の12年教育一貫校。2004年12月設立、2005年4月開校。

特色①イマージョン教育


授業の約70%を「英語イマージョン教育」(英語イマージョン教育=英語漬けっていう意味) で行っており、英語で行われる授業は初等部の6年間で約5000時間を超える。この数字は一般的な公立小学校の約24倍となり、インターナショナルスクールのような英語の環境がある。

 インターナショナルスクールとの大きな違いは「1条校」であること。 
法令上の規定はないインターナショナルスクールとは異なり、ぐんま国際アカデミーは学校教育法定められた学校であり、日本の学校の卒業資格を得ることができる。
 そのため一条校では定められた公立校と同じように日本で定められているカリキュラムを履修する。
ぐんま国際アカデミーは一条校でありながら、イマージョン教育を採用しているため、日本のカリキュラムを英語学べる環境となっている。
また70 %は英語で学ぶと伝えたがら残りの30%の一部であり日本語で学ぶ国語の授業は、公立学校で学ぶ教科書を使い学習している。

特色②国際バカロレア(IB,MYP)認定校

「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」は国際バカロレア機構(本部・スイス)が提供する国際的な教育プログラムのこと。
ぐんま国際アカデミーは2011年に国際バカロレアのDP(16歳から19歳までが対象)の認定校、2022年に国際バカロレアのMYP(11歳から16歳までが対象)の認定校となった。
そのため現在ぐんま国際アカデミーでは中等部でMYP、高等部でDPのプログラムを受けられる環境となった。
国際バカロレアの資格は国際的に認められた大学入学資格であり、一条校でIB教育を英語で行っている学校はまだ珍しい。そのため高等部から海外の大学に進学したり、国内の大学でもIB推薦を利用することができる大学も増えているので、注目されている資格である。

特色③クリティカルシンキングを重要視

クリティカル シンキング(Critical Thinking)とは、批判的思考と訳されることがありますが、ある事柄を中立的に分析・価値判断・説明したり、懐疑的に見ていく論理的・分析的な思考のことをいいます。そのような思考方法において、時には前提条件や先入観をも全面的に見直す必要が出てきます。権威ある一般的に認められている知恵であっても吟味していきます。
個人よりも集団や組織、上下関係を重んずる日本の伝統からすれば、その手法が奨励されにくく、自分自身の経験でも、クリティカルシンキングを使った授業などはもちろん、その存在まで社会人になるまで知りませんでした。
ただ、海外の人たちが自分の意見を言え、しっかり主張できるのに対し、日本人は控えめで主張できず、周りに合わせるという風潮なのは昔も今も変わっていない。特に義務教育期間を含め、学生生活でクリティカルシンキングを取り入れた環境にいないことが原因の1つであると考えられます。
しかし、現在では、社会にでてからはクリティカルシンキングを求められることは多く、海外はもちろん、国内で働くとしても必要性は高まってきていると言える。

ぐんま国際アカデミーでは具体的にこのようにクリティカルシンキングの授業を取り入れているようです。↓(HPから抜粋して引用)

具体的には、「ショー・アンド・テル」から始まり、小学校での身近な話題に関するディスカッションを経て、中・高等学校におけるスピーチやディベイト教育へと段階的に進んでいくと思われがちですが、GKAではすべての教科で、いつの時間でもクリティカル シンキングの思考を大事にした授業が進められています。なぜならクリティカル シンキングは短絡的に「批判的思考」と訳されるべきではなく、「創造的思考」 (creative thinking)とでも考えられるべきものであるからです。

知識というものは、必要であれば学校で教わらなくても身につくものであるのに対し、論理的な思考 方法とか表現方法は、若いときに身に付けなければ、後に身に付けるのはなかなか難しいものです。だからこそ、GKAでは初等教育からクリティカル シンキングを大きな教育の柱のひとつにしています。

特色④その他色々

・オープンスクール、チャイムなしの学校、少人数制の授業、多国籍の先生達などかなり多くの特色があり、書ききれません笑。

今年のAERA with KidsでもGKAが紹介されています。↓


2. 受験を決めた理由

幼稚園はインターナショナルプリスクールに通っていたし、イマージョン教育は絶対に受けさせたいと考えていたから、小学校もインターナショナルスクールを考えたのですが、、、

①12年一貫校がインターでは少ない
せっかく小学校で受かっても、また中学受験、高校で学校を変えるのは大変だし受験のための勉強時間を取るのがもったいないと思った。 

②日本の学校卒業資格の有無
インターでは日本のカリキュラムを履修していないので、やっぱり途中で日本の学校に行きたいとなっても転校などが困難な場合がある。
一方、GKA などの一条校は日本のカリキュラムを履修するので通常の公立学校同様に小中卒業すれば日本の義務教育を受けたことになります。

③インターでは夏休みや冬休みが長い。
GKAはほぼ一般の小学校と同じくらいの休みの長さだが、インターではさらに長く、学童などもなかったりで、私が働けなくなる可能性がある。
GKAでは学童もあるので安心。

3. 受験までの流れ

年長の時…プレスクール参加(任意)
(年中の1月からでもOK)
6月…第1回学校説明会(初等部中心の説明)
9月…第2回学校説明会(中高等部についてもふれる)
※2回とも学校説明会では、資料や願書を頂けます。
9月中旬…願書提出
11月初旬…入学試験 (2日間)

4. 受験のために準備したもの

・受験服(行動観察用・面接用)
・ポケットに入るサイズのハンカチ、ティッシュ
・無地の上履き
・ネイビーで無地の上履き入れ
・親の面接用スーツ、かばん
・スリッパ、スリッパなど入れる袋
・A4の書類が入るようなサブバッグ
・証明写真(写真館で撮影してもらいました。)

まずは一般的な小学校受験に向けての攻略本?
(志願理由の書き方なども載っている本) を購入し、ほぼその通りに準備などを進めました。

↓こちらが実際に私が使った本です。
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