「”広島版”?まちの🚲スローなハイウェイ。」を見に行ってきました。
2023年1月22日、”広島版”まちの🚲スローなハイウェイ。にて…
空気入れ設置の社会実験が行われていたということで、
様子を見てきました。
”広島版”まちの🚲スローなハイウェイ。とは?
広島は水都だけあって、市中の川沿いが心地よく通行できるよう整備されています。
空気入れ設置の社会事件が行われてることからも、まちなかの川沿いを走る自転車の多さがイメージできます。
その整備の様子は、さながら「まちの🚲スローなハイウェイ。」。
今回の社会実験は「まちの🚲スローなハイウェイ。」でも参考になると感じ、見学を決意。
空気入れ設置の社会実験が行われている、猿猴(えんこう)川、
および「京橋川オープンカフェ」の取り組みが行われている、京橋川
の川沿いを、シェアサイクルで走ってみました!
まち🚲スロ。味を感じるこの二つの川沿いと、そこで行われている取り組み。
果たしてどのようなものなのか…
”広島版”まちの🚲スローなハイウェイ。を見学
しかし、残念ながら、猿猴川に架かる駅前大橋のアンダーパスは工事中で通行止め。
この他の橋も普段から車道と平面交差。
走っていると横断歩道で信号に引っ掛かる場面が何回もありました。
橋を横断するためには橋詰から数十メートルほど離れた横断歩道まで迂回しなくてはならないことも、、
もちろん、自転車が走るルートとして整備する方針ということでもなさそうなので、何とも言えないのですが
ルートとしては、我らが平・内郷の方がハイウェイの体をなしているんですね。
しかし、広島の川沿いは広く、植栽も程よく気持ちのいい空間でした。
社会実験の様子
ポツンと設置されていた、猿猴川の社会実験のサイクルピットはアンダーパスの工事のせいもあるのか、どこか閑散としていました。
空気入れが二台置いてあり、仏、英、米全式対応。
オレンジの屋根のテントに用意されていて、周囲には木の温もりある仮設のランドスケープデザイン。
「利用したらスタンプを押してください」というノートがあったので覗いてみると、1~2時間に1人程度の利用のよう。
利用者の声ノート
利用者の声を自由に書き込めるノートもあったので覗いてみました。
・「空気圧が分かってよかった」(空気入れの機能)
・「パンクしたので、自転車店までの分の空気を入れられ助かった。」
・「サイクルラックや電動アシストの充電器もあるとさらに使いやすい」
・「使い方が分からない」
といった空気入れについて具体的やエピソードが。
パンクした人とか、結構役に立ってる!!
他にも、
・「自転車と歩行者が通るところが分かれていなくて危ない」といった街中の自転車通行に関する声
・「来たいと思えるような街中にして」
といった空間利用に関する声が見られました。
・「もっとなんの施設なのか目立つようにしたらみんな使うと思う」
といった声のように、突然、街に設置された空気入れに戸惑う方も多かったのかもしれません。
しかし、ここまで挙げたように、
空気入れそのものに対する意見のみならず、自転車通行やまちづくりに関する意見まで出てくるのが、市民の川沿いの利用に関する関心の高さの表れのように思います。
やはり具体的に取り組んだり形に表すことで、議論が始まる。
我らがまち🚲スロ。でも、空気入れ設置、やってみる価値がありそうですね!!
まさにLQCアプローチ(手軽!早い!安い!でトライ&エラーするまちづくり、と解釈しています)!!
その時は、広島の先達の経験を生かして、サイクルラックと充電器を着けてみましょうか!!
京橋川オープンカフェ
「京橋川オープンカフェ」は、水都広島として、川沿いに水辺を感じられる店舗を出店させるため、官民有識者やまちづくり団体など名だたるメンバーによる取り組み。
こちらも、空間として楽しくて魅力的。
実際に通行してみると、広島のオープンカフェのスケールだと
自転車ではちょっと怖いかな。(自転車をあまり想定していない?)
まち🚲スロ。で取り入れるなら、広島のオープンテラスより広い幅が必要か??
そして、我らがいわきの「まちの🚲スローなハイウェイ。」が走る内郷の市道、新川の河川敷で、空間利用の制限を緩和することはできるのでしょうか。
「まちの🚲スローなハイウェイ。」は、空気入れとオープンカフェを設置する日を目指し頑張ります!!