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#21 実践理論を再考する(更新中)

スタッフと常に対話をしながら教育実践を行なっているが、その営みは実践理論の再考の連続だ。今日は2025.2現在の無花果の実践理論をそのままにここに残す。過去のnoteとは、この実践理論ができるまでの軌跡として楽しんでいただけると嬉しい。

またこの実践理論にはきっと論理の飛躍が随所にあると思う。ここ飛躍がありそうだな?と感じているところは、そのままに問いとして残そうと思う。その他にも飛躍に気がついた時にはぜひ教えてもらいたい。あなたと一緒につくる実践理論にしていけると、嬉しく感じている。



序) 教育の本質を北極星にするのは簡単

各人の〈自由〉および社会における〈自由の相互承認〉の〈力量=教養〉を通した実質化

苫野一徳

教育の本質は上記の定義だと、これまでも発信をしてきた。
無花果ではこの定義を北極星にして教育をつくっているが、教育の本質を北極星にすること自体は誰にでもできることである。

自由と自由の相互承認という言葉を、マジックワード化させてはいけない。「自由の相互承認」って言葉を使って、「なんとなく正しそうだね」って雰囲気で教育をつくるのなんてもってのほか。

本当の意味で、教育の本質に基づいた教育実践を行えているのか?
この問いに、僕たちは常に向き合い続けている。
口だけにとどまらない教育実践を、これからもつくり続けていく。

ということで、以下より本題。

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