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「いちじくlabo」限定マガジン

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“よい教育”の「いちじくlabo」の記事をナンバリングし、シリーズとしておとどけしています。
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#無花果

#17 ICHIZIKU UNIVERSITY PJのご報告

こんにちは! 今月は、私たち無花果が取り組んでいるICHIZIKU UINIVERSITY設立プロジェクトについて綴ります。

#16 “よい教育実践理論”の総集編【第1章】

“よい教育実践理論”として、無花果の教育の全体像についてまとめていきます。 その第1章がこちらのnoteです。

#15 “よい教育スパイラル”が回り続ける組織づくりはいかに可能か

みなさん、こんにちは! 本日は“よい教育スパイラル”が回り続ける組織づくりはいかに可能かについて、考案をしていきます。 “よい教育”の定義は分かった。そこから紐解かれる、生徒の“よい学び”の姿も分かった。先生としての“よい在り方の北極星”も分かった。 ではその“よい教育”はどのようにつくられていくとよいのだろうか?また、その“よい教育”がよりよく改善され続けていく組織はどのようにつくることができるのだろうか? これらの問いにこたえるために、“よい教育スパイラル”という概

#14 書籍化に向けて 〜エッセンス抽出〜 【第2編】

今日も書籍化に向けて言葉を綴っていきます。 ここからは具体的な「実践」に関する部分です。 (今回は3000字程度の短めの内容です。) 前回と同じく注意書き。 書籍の目次を考えながら、noteを綴っていきます。 「まとめる」という観点で綴っていかないので、思考が飛びながら進む部分もあります。 なので読者を置いてけぼりにするところだらけかと思いますが、思考の疑似体験?のように楽しんでいただけますと幸いです。 🔻前編はこちら (4)生徒にとっての“よい学び”の全体像

#13 “よい教育”の理解度チェック項目 ver無花果2024.6

(1)“よい教育”の定義について

#12 書籍化に向けて 〜エッセンス抽出〜 【第1編】

今日は一風変わった内容で。 書籍の目次を考えながら、noteを綴っていきます。 「まとめる」という観点で綴っていかないので、思考が飛びながら進む部分もあります。 なので読者を置いてけぼりにするところだらけかと思いますが、思考の疑似体験?のように楽しんでいただけますと幸いです。

#11 プロジェクト型の“よい学び”をつくってきて分かった、大切なポイント

「プロジェクト型の学習」という言葉を、皆さんは聞いたことがありますでしょうか? 今日は、無花果で捉えている「プロジェクト型の学習」の北極星(“よい在り方”)をまとめるべく、noteを綴ります。 以下、無花果での「“よいプロジェクト学習”」の北極星に迫っていく軌跡を記していきます。 このnoteを元に、無花果スタッフ同士での対話がより深まることを目的に言葉を綴っていますので、何かみなさんの所属する教育現場での対話のきっかけ等にしていただけますと幸いです。 ①プロジェクト型

#10 “ありのまま”の罠

“ありのまま” 教育現場にいる時、この言葉を聞くことは多いのではないでしょうか? “ありのまま”は、人の“よい姿”として表現される時に使われることの多い言葉だと感じています。 しかし、この“ありのまま”という言葉は、どのように“よい教育”の中で位置付けることができるのでしょうか? こちらのnoteでは、「先生にとっての“ありのまま”」をテーマにして文章を綴っていきます。(1800字程度の短めの記事になっています!)

#9 先生としての在り方の〈北極星3+2〉とは? ver.2024/4

みなさん、こんにちは! こちらのnoteでは、“よい教育”の実践者としての「先生の在り方の北極星」について述べてきます。 教育哲学を底に敷き、具体的にどんな教育を行っていけるとそれを“よい”と言えるのか。 無花果を運営する中で見えてきたエッセンスをこのnoteに全てまとめます。 0から説明をしていくというよりは、これまでのnoteで述べてきたことなどは自明のことのように記していくので、わからないところがあればnoteを遡っていただけますと幸いです! (まだ過去のnoteで

#8 結局スタッフと話しているのって、2つのことだなってお話。

今の無花果ではCEO・学園長の僕が現場いなくても、全く問題なくスクールが運営されていくという状況にあります。 (本当に嬉しい…。素敵な仲間に囲まれて、一緒に“よい教育”をつくっていけていること、本当に感謝でしかないです。) そんな中、最近週1回2時間ほど、僕も含めてスタッフで集まってゆるやかにお話をする時間を固定でつくっています。 というのも、元々は生徒が帰った放課後に話をしよう!としていたのですが、生徒が増えるにつれてその時間の確保が難しくなり、スタッフ同士での対話の時間

【期間限定無料公開中】#7 “よい教育”の実践理論を、4象限で考えてみる

“よい教育”の北極星を掲げ、環境やコンテンツを日々つくっているわけですが、この「実践」をつくる時の観点だったり、その方法論までを突き詰めていくことを無花果では大切にしています。 これらを無花果では「実践理論」と呼んでいて、体系化をしていったりしています。 この実践理論が、書籍化に伴い最近「更新」されつつあるので、そちらについてまとめていきたいと思います。 DO-BE , 顕在-潜在①~④をくるくるしながら、どんどん④が深まっていき〈欲望-関心〉の中心点が見つかっていく。

#6 民主主義をより導入していこうって考えたり

こちらのnoteより、日々の僕の感じ取ったことや思考などを垂れ流していこうと考えています! 今はマガジンの名前が「垂れ流し」になっていますが、無花果のコンセプト的に「垂れ流し」をいい言葉に変換したいなって感じているので、もしいいコンセプトの言葉などが思い浮かんだ方がいらっしゃいましたら教えていただけますと嬉しいです!笑 ということで本題です! 最近、「やっとだ…!嬉しい!」と感じることがありまして、それは 「今なら、無花果の生徒と一緒にルールメイキングをしていける!」という

#5 「道徳性の発達」と、「欲望-関心の中心点」と、「才能」と。【前編】

みなさん、こんにちは。 今日は〈欲望-関心〉の中心点を見つけ、その輪郭をはっきりとさせていくためのhowの1つを、“よい教育”の実践理論につなげるカタチでここに考案していこうと思います。 これまでは哲学に基づいた「そもそも“よい教育”とは?」などという問いを中心に扱ってきましたが、このnoteでは“よい教育”を実践するためのhowにまで抽象度を落とし、文章を綴っていきます。 まずは、いつもの通り“よい教育”の定義に立ち返るところからスタートします。 ここにある〈自由〉の

#4 すべては〈欲望-関心〉からはじまる。【理論編】

みなさんは「現象学」という学問(思考原理)をご存知でしょうか? 「いちじくlabo」に入ってくださるくらいのみなさんでしたら、きっとご存知の方もいらっしゃると思いますし、今知らなくてもいずれどこかで出会っていた学問(思考原理)だと思います。 「現象学」とは、あらゆる学問の根底にある“べき”と言っていいくらいのものであると私は“感じて”います。 (現象学を学ぶ上でのおすすめの書籍は以下です。私も厳密に言うとこの入門書すら完璧に理解をしていると言えないですが、教育に携わる上で