みんなでつくろう絵画工学
遭難を前提とした表現の探求は変わるべきコンテンポラリーアートは、未開の表現領域を切り拓くという意味で登山に近い。だがアーティストたちは地図やコンパスのようなルートを知るための道具を持たぬまま、半ば遭難することを前提に雪山へ突入していくようなところがある。
それでもほんの一握りの天才は表現の極みへと到達するだろうが、彼らを除く殆どのアーティストたちは途中で挫折してしまうか、今も答えが出ないまま山中を彷徨い続けている。この状況を少しでも変えることはできないだろうか?
実際の登山