エビ奮闘記🦐
1ヶ月前からミナミヌマエビと一緒に暮らし始めた。
わたしと、彼と、エビと。
数日前、最後の成体の「わ」と、稚エビの1匹が死んでしまった。
残る水槽のエビは5匹となった。
ちいさな稚エビだけを残した、稚エビだけでは大きすぎる水槽を見つめ、どこか空虚な気持ちでいた。
「初めてにしては頑張ったよ。」
彼がそう慰める。
水合わせがうまくできなかったこと、水槽の立ち上げが不完全だったこと。
反省点を踏まえ、彼は再びエビを迎えに行くことを提案した。
そして昨日、新たな家族を5匹迎え入れたのである。
前回の「わ」、「さ」、「び」に比べると身体の大きな2匹に、少し小さめの3匹。
稚エビも1匹紛れ込んでいた。
今朝見たら稚エビが2匹死んでしまっていたが、水槽はとても賑やかになった。
アクアリウムショップのおじいちゃんにエビの育て方のコツを聞いたが、どうやらエサは毎日やっても問題ないそうで、彼ともしかしたらはらぺこで死んでしまったのかもしれないね、と反省した。
餌を数粒水槽の中に落とすと、ワラワラと餌に群がるエビたち。
今まで大人しかった稚エビも出てきて、大人エビに負けじと餌に群がる。
食いしん坊だね。面白いね。
想像以上の個体のデカさにビビっていた彼だが(彼は実はエビが苦手)、半分ケンカみたいになりながら餌をツマツマする様子にゲラゲラ笑っていた。
おでこを引っ付け合いながらエビを見守る深夜。
何度今度こそはって言ってるのかわからないけれど、三度目の正直、ということで。
今度こそは長生きさせるぞ。