行動化に繋がらない感情は建設的ではないんだよって話。【結局動いてなんぼなんですよ】
ここ数年、タイトルに書いたような考えがあります。
どんな感情でも、行動に昇華することができないなら、それはあまり意味がないんじゃないかって。
だってそうじゃない?この世の中、行動してなんぼなんでしょうから。
今日はそんなお話。
感情と行動について
「感情」と「行動」って言葉、それぞれの意味は分かるかと思います。
あらためて定義ってなんぞや?と振り返ってみると以下の通り。
感情の定義
・精神医学・心理学では感情(英: emotion)と気分(mood)を区別することがあり、前者の方がより一時的なものを指す(←ふむふむ)
・脳科学的には、感情は大脳の表面(大脳皮質)、および脳の深部(辺縁系など)、身体の密接な相互作用で成り立っているとする(←相互作用ってところがポイントかもね)
・感情と思考や認知は、たとえその人が意識にのぼらせなくても密接に関係し合っている(←感情-思考-認知の関連性も重要なのね)
…なるほどね。
では、「行動」は?
wikipediaとかで調べてみるとこんな感じ。
行動の定義
・行動(英: behavior)は、人間を含む動物の活動や行い全般を指す言葉(←ま、そうだろうね)
・あることを目的として、実際に何かをすること。行い。(←目的が先行するってことかな?)
…なるほどね。
感情と行動を解釈してみた
となると、意識、無意識を軸に簡潔にまとめるとこんな感じかなと。
・感情=無意識(思考や認知)と密接
・行動=意識(目的)と密接
さらに自分なりに解釈して少し膨らませると…
・感情とは、無意識のレベル(思考や認知)と密接に関係している内在的なもの
・行動とは、意識下にあり、先行条件としてある目的に近づくための手段
…多少、都合のよい解釈かもしれませんが、こんな感じ。
あれ?行動って手段なのか?
人間って誰もが理想ってあるじゃないですか?
・かっこよくなりたい
・お金持ちになりたい
・仕事ができるようになりたい
・高級車がほしい…etc
ま、なんでもよいんです。
ただこういう理想って目的と同じ意味だと思うんです。
人生の目的(目標?)って感じ。
こういう理想を明確化してそれに自分を近づけるための手段が「行動」なのかと。
高い位置に登るための“はしご”のようなものね。
「行動=目的や目標、理想に近づくための手段やツール」って解釈。
…ん?
…じゃあ感情は?
感情って理想や目的には直接つながらないよね?
感情って内在的なものです。
目標とか理想も内在的なものでしょうけど、この感情とは層が違うイメージ。
行動がツールなら…
感情は…??
あれ?
目的や理想、そしてそれに近づくための行動ってキーワードとつながらないぞ。
…逆に言えば、つながらないことが正解なのか?
んー、もうちょい深掘りしてみます。
行動を邪魔する感情は無意味って結論
ちょっとだけ深掘りしていったら、こんなふうに考えられました。
自分の理想に近づくため。
目的を達成するため。
そのためには「行動」という「手段」が必要。
でも、人間嫌なことがあったり悲しいことがあったりすると、その行動ってできなくなるもんじゃないですか。
恐怖心も不安感も、猜疑心も悲観的な感情も、全て行動を抑制する阻害因子。
そのマイナスの感情に飲まれて、結果行動を抑制され、
「こうだったらいいのにな」の自分のイメージに近づくことができない。
なんならむしろかけ離れてしまう。
…それって単純に面白いですかね?
悲劇の主人公ぶって、自己陶酔するのは楽でしょうけど…
そんなキャラクターはこれからの時代ちょっと面倒くさがられるぞと(笑)
だったら、行動を抑制することしかしないマイナスの感情は無意味なのでは。
逆に…
行動を促進するための感情なら大歓迎かなと。
それが例え怒りでも恨みでもよいぞと。
「なにくその精神」ってやつですね。
そろそろ結論
上記のような考えをまとめていくと、結論としては以下のとおり。
・人間だれもが持つ理想に近づくためには“行動”が必要。
・その行動の促進や抑制に関わってくるのが内在的な“感情”。
・行動の抑制につながってしまうような感情は、ぶっちゃけ無意味
…いや、こうして書き表すと「当たり前のこと」を長々と書いたかもって思っちゃいますけど(苦笑)
なにか嫌なことがあって、それを悲しく思うことはいいんです。
つらいと思うことはいいことなんです。
そこまではOK.
でも、「つらいから動かない」「悲しいから立ち止まってる」ってのは、まぁ建設的ではないですね。
逆に言えば、つらさも、悲しさも、不安も、怒りも、世の人が「負の感情」と呼ばれるものも、全部ひっくるめて「行動」に昇華することができたら合格!ってこと。
どうだろ?
まとまりました??(笑)
人間ね、行動しなきゃだめってことです。
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