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クリエイター紹介③ 小島 大輔さん

パパバッグ「クリエイターズモデル」に参加していただくクリエイター紹介記事、第3弾。
今回ご紹介するのは「小島 大輔」さんです。

小島 大輔さんプロフィール**

小島大輔(こじま だいすけ)プロダクトデザイナー/3児の父
1986年生まれ。神奈川県出身、横浜市在住のデザイナー。大学で性感染症に関わる活動を国内外で行い、かながわレッドリボン賞を受賞。在学中に起業し、桑沢デザイン研究所にてプロダクトデザインを修得。写真や映像制作も得意とし、企業の製品開発のサポートも行う。子育ての経験を活かして、調乳補助製品なども開発中。URL:http://www.kojima3.com/

小島さんは学生のころから性感染症の予防啓発活動に携わり、南アフリカやブラジルなどにも実際にいかれ、国際会議や学会にも積極的に参加されていたそうです。
国内でも大学や企業、行政やNPOなどと様々な企画を行い、学生としてはじめて「かながわレッドリボン賞」を受賞されています。

源流はアフリカ

小島さんは大学生の時に、ボランティアスタッフとして南アフリカの孤児院を訪れ、この時の体験がきっかけで社会活動に取り組むようになったとのこと。
当時の南アフリカ共和国ではHIV感染が深刻な社会問題となっていましたが、現地で日本の状況を聞かれた際に明確に答えることができず、日本の性教育の在り方や、性に関する認知の未熟さを実感したそうです。

その後、現在の奥さんを含むサークルの仲間と共に、中学生から大学生まで、幅広い年代に向けた性教育を実施。また、妊娠・出産や性感染症の分野でとても著名な先生と共にブラジルへ視察に行かれました。
これらの活動が認められ、当時の神奈川県知事から表彰。全国的な団体として活動を広めることになるわけですが、ボランティアやNPOとしての活動は資金的にも人員的にも継続に不安要素が伴います。
そこで、継続的な活動を実現するため、この分野でビジネスとして発展できる要素を模索し、在学中に起業。
性感染症予防啓発の一環としての雑貨の企画、販売をスタートさせました。

この法人はすでに譲渡されていますが、当時の経験からアイデアを形にすることの面白さに気付き、改めて桑沢デザイン研究所でプロダクトデザインを習得し、現在はフリーランスデザイナーとして活動をされています。

小島さんはプロダクトデザインに限らず写真や映像制作など、多方面の技術を持たれているので、トータルデザインとしてのブランディングや、ときには中小企業の製品開発のサポートもされています。
また、上記のような活動、経緯からデザイナーとなったこともあり、製品のスタイリングよりも、その製品がどのように社会に関わるのか、どのような問題を解決できるのかといった企画内容にこだわりを持たれています。

絵を描くよりも大切なコト

小島さんは「モノづくりにおいて重要なことは、うわべのスタイルを整えることではない」と言います。
「モノ」作りとは即ち「コト」を作ることであり、その製品を誰が、いつ、どのように使用し、何を実現できるかが重要。その為には作り手側の都合ではなく、ユーザーの立場に立った企画を進める必要があり、実現すべき「コト」に到達するために、必要な機能や不要な要素を判断し、バランスを整えていくことがデザイナーの仕事だと仰っています。

デザインコンセプトは「旅行やアウトドアシーンで活躍するアクティブなパパバッグ」

現在のパパバッグはギフトとしての需要も高く、出産のお祝いとして選ばれることも多いです。また、ママからパパへプレゼントされるケースも多いことから、今回は二人の女性クリエイターに「ママがパパに使って欲しいと思える」デザインを進めていただいています。

一方で、パパバッグはパパが使うものですから、やはり男性が使いやすいデザイン、そして男心をくすぐるデザインも欲しい。その点で小島さんのデザインはとっても楽しみなんです。

パパバッグの既存モデルのデザインは、どのような服装にも合わせやすい、ギフトにも使いやすいという考えから、比較的シンプルでコンサバ的なデザインとなっていますが、今回の小島さんデザインは既存モデルとは一線を画すデザイン。
コンセプトは「旅行やアウトドアシーンで活躍するアクティブなパパバッグ」
素材も男心をくすぐるものを選定し、パパバッグのアイデンティティーである頑丈な抱っこ補助機能をより引き立てるデザイン案になっています。

子どもをもっと遠くへ連れ出したい、見たことのない景色を見せたい。
そんな、子育てを全力で楽しむパパを応援するバッグです。

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また、本プロジェクトについてはフェイスブックのグループでも情報共有しています。
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