
冷蔵庫作って電球吊るした後に蜂刺された 非電化工房住み込み弟子の記録 7/1~8/6
こんにちは。
非電化工房住み込み弟子の宮地です。
ずっと溜めていた7月分です。
おさめる系と、つなぐ系とで、分けて書いてみました。
おさめる系
非電化冷蔵庫

毎月一回のワークショップで、非電化冷蔵庫を制作しました。
曇りのない夜空の下で、蓋を外すと、赤外線が放射され、中の温度が下がる仕組みです。
折りたたみ式のボックスに部品を接着していきます。周りの外側は断熱材、内側は金属板、底には保冷剤を敷くので、低い温度を保ちます。また、蓋を外したところには、赤外線を透過する薄いフィルムを敷くので、これも温度に貢献します。
断熱材は、熱線カッターで切ります。

縦に熱線が張っていて、そこに断熱材を滑り込ませ切れていきます。コツは、ズラさないことに感覚を総動員すること。
金属板は、シャーリングという裁断機を使います。

横に刃がついていて、下に板を通します。足元にレバーがあるので、そこを踏むと、刃が降りてくる、という仕組みです。
危ないです。踏み込む前に、刃の下に手がないかどうか、レバーの下に足がないかどうか、確認します。そして、きれいに切るには勢いが必要です。息を吐いて、安全を確認してから、一気に踏み込みます。
薄いフィルムを箱に乗せるために、フィルムの4辺にアルミの格子をつけます。金切りノコギリを使いました。

普通のノコギリは引いて切りますが、こっちは押して削ります。
ピクルス
保存食作りということで、ピクルスを制作しました。
ピクルス液で野菜を茹でて、瓶に注いで湯煎します。それで最後は蓋をする。
瓶の中に入った温かい空気は、冷えると収縮します。それで、密閉性が上がり、保存が効くのです。他のビン製品でも同じです。
美しいピクルス作りについて言えば、色合いや、形のバランス、ピクルス液の色との兼ね合いに気をつけるといいかもしれません。

廃油石鹸作り
普段捨てるものを活かすということで、廃油石鹸を作りました。
苛性ソーダと水を混ぜ、そこに廃油を混ぜればOK。あとは牛乳パックに流し込み、冷やします。出来上がったら、アルカリ性が抜けるまで1ヶ月ぐらい放置しましょう。
材料の比率は、苛性ソーダ:水:廃油=1:2:6です。

クレープ巻き
LIVE&BEERの食べ物として、クレープを作ることになりました。

巻く時は、具材を真ん中に置くのではなく、端に置きます。真ん中だと、三角折りをしなくてはならず、何も入ってない生地が重なってしまいます。
アップサイクルアート
アップサイクルアートとは、廃材を活かして新しい価値を持ったものにすること。廃材を利用する点で環境にやさしいし、商品のレベルになればビジネスにも活かせます。
僕は今回、砕けたレンガを使い、簡単なネックレスを作りました。

最初から何かを作ろうとはせず、まず廃材を見つけて、そこからどんなものが作れそうかを考えました。
蜂刺され
蜂に刺されました。アシナガバチです。
でも思ったより痛くありませんでした。それよりも、刺された、どうしよう、毒だ、という恐怖感が強かった。
でも、同じく刺された先生から、「痛いですか。我慢してください。ヨードチンキを塗れば大丈夫です」と教えてもらい、安心しました。

つなぐ系
水道工事
合宿所の水道が漏れていました。
みると、T字のパイプの下の部分。しかも、そこには何も繋がっていない。だったら、一本にしてしまおう。
水道を止め、パイプ交換をしました。

ニップルの両端についている白いテープは、シールテープといい、パイプ取り付けに必須です。
接続部から漏れたら意味がないので、ネジの隙間が埋まるよう巻きます。
引っ張りすぎると千切れるのですが、しっかりネジに食い込むようにします。
車移動(チェーンブロック)
バンブーステージもいよいよ始まります。ステージの目の前にある車が邪魔なので、ステージ横に寄せます。
ただ、鍵がない(笑)。なので、チェーンブロックという道具を使います。
チェーンブロックは、チェーンを繋いで、レバーを使うことで引っ張る道具です。これなら、人力で動かせます。
注意したいことは、引っ張るのを固定する側で、木などがあればそこに巻き付けますが、そうじゃない場合は、単管パイプを埋め込みます。抜けないよう、そして、もし抜けても巻き込まれないような位置にいるようにします。

バンブーステージ電気配線
バンブーステージに、電球を吊るしました。
見栄えがいいよう、電球の垂れる長さを均等に心がけました。

屋台運搬
バンブーステージの隣に設置する屋台。
別の場所に置いてあったのを、いよいよ持っていきます。
側に軽トラをギリギリまで寄せ、一人が片方を持ち上げている間に、もう一人が軽トラでバックして乗せました。

石積み

最後は急に関係ないこと(笑)。畑から採れた大量の石を、積み重ねました。
14個。結構いい線いってるかも〜!
コツは、載せる石の重さを感じて、載せた時にしっかり一つの建物として芯が通るかです。一言で言えば、自重を感じること。また、載せる接地面は、平らになるようにしました。
以上が7月分でした。
ようやく、溜めていた分を記録し終わりました。
一週間ごとの投稿はもちろん続けていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします!