【ｱﾒﾘｶ映画『ｱｸﾞﾘｰｽﾞ』】

Netflixで『ｱｸﾞﾘｰｽﾞ(原題:UGLIES)』を観終えました。

ﾈﾀﾊﾞﾚ有りです。

SF映画が大好きなので空飛ぶﾎﾞｰﾄﾞとかもすごいなぁって思ってﾜｸﾜｸしました。

生きていたらいろんなことがあって、自分が今居る場所ではないどこか別の場所に理想郷があるのではないかと思うことがあります。

個人的にはそれは現実逃避するためのまやかしだと思うのですが、そのことを考えること自体を否定するものではないです。

時には逃げることも必要だからです。

だけど、また立ち上がる力が湧いてきたなら現実を直視して乗り越えて成長していく必要があると考えています。

ｽﾄｰﾘｰの中でもありのままの自分で生きるのか、完璧な外面と内面になれるけど心を失って生きるのか、どうしたいのかを問われる場面がありました。

そもそも完璧とは何だろうかと考えてしまいますが、全員が完璧な世界は個性が失われている世界で面白くないと思います。

人それぞれ違いがあるから面白いし不完全で不器用で成功したり失敗したりいろいろあるから面白いのだと思います。

完璧を目指せば目指す程、完璧とは程遠いことに気付く、これもまた真理なのではないかと思いました。

ﾀﾘｰがﾌﾟﾘﾃｨへの手術を終えたのがﾗｽﾄｼｰﾝだったので、その後仲間たちが助けに来てくれてありのままの自分に戻れたのかどうかが気になるところです。

『ｱｸﾞﾘｰｽﾞ』