【チェコ・ポーランド・スロバキア・フランス合作映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』】
ネタバレ有りです。
U-NEXTで『私、オルガ・ヘプナロヴァー(原題:Já, Olga Hepnarová)』を観終えました。
実話に基づいた作品でチェコ最後の女性死刑囚でオルガ・ヘプナロヴァーのお話です。
22歳の時に殺人罪で死刑判決が下り、23歳の時に執行されました。
オルガは13歳の時から深い鬱病に悩まされていたが、父親に何度も殴られたことや母親の厳格な教育が影響しているのだろうか。
その後、精神病院に入院するもそこでもいじめに遭ってしまいます。
オルガからは両親等の身近な人たちも含め全ての人たちが敵で無機質な救いのない社会に見えていて誰もオルガを救ってくれなかったと恨みを持っていて復讐の機会を伺っていたようです。
そして、その復讐を実行したのが路面電車を待つ群衆の間にトラックで突っ込み8名を死亡させ12名を負傷させた事件になります。
ドキュメンタリーテイストの淡々と進んでいくストーリーの中でMichalina Olszańskaの演技に惹き込まれました。