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vol.399|「Lマジハロ>Lモンキー」となってきているが、その差は販売台数と単価滞か

【「Lマジハロ>Lモンキー」となってきているが、その差は販売台数と単価滞か】
表題にもしていますが、その機種の中身“ゲーム性”“たたきどころ”“実績の拡散”など、変数の要素が強い部分は、いったん除外して、どのような機種が市場に受け入れられる傾向があるのかをざっくりと考えていきたいと思います。

今回はスロット機種で。
スロットだとザックリですが、表題の件を調べてみました。(※公表値ベースとなります)
各機種、比較した項目は以下になります。

販売台数
C単価
ベース
MY
TY
MY単価
天井

販売メーカー、ゲーム性、販売時期の影響、たたきどころ、認知度、知名度、ターゲット層など、「定性的」な要素は極力省き、今回は上記のような定量的な項目で比較しています。

対象期間は“スマスロリリース開始から直近まで”となっています。対象機種数は34機種で、貢献見込みを含めると、スマスロリリース以降、34機種の平均貢献週と各項目の平均は

平均貢献週:12.5週!(結構長い!)
販売台数:12000台
C単価:3.32円
ベース:33.8G/50枚
MY:2984
TY:596
MY単価:897
天井:1000G

となります。で、ここから、(平均貢献週以上)(平均以下)それぞれのグループの平均をとると
(平均貢献週以上グループ)
販売台数:12600台
C単価:3.41円
ベース:33.3G/50枚
MY:3126
TY:644
MY単価:914
天井:951G

(平均以下グループ)
販売台数:11800台
C単価:3.27円
ベース:34.16G/50枚
MY:2897
TY:571
MY単価:887
天井:1088G

販売台数:大差なし
C単価:高い方が動く傾向
ベース:低い方がいい
MY:高い方が動く傾向
TY:高い方が動く傾向
MY単価:高い方が動く傾向
天井:低い方がいい

という結果でした。個人的には販売台数は少ない方が動く傾向なのかなー、と思ってたのですが、実は大差なし(販売台数の多寡は影響していない?)。

これは予想通りですが、射幸性(C単価、MY、TY、MY単価)は高い方が貢献が長くなる傾向があるんだなと。ベースが低くなったとしても、射幸性を求めるのかと。

天井は低めがいい傾向なので、お客様としたら、やはり少しでも当たりやすい方がよいのかなーという印象です。

これに当てはまったからといってその機種が確実に動くかどうかは、やはり動いてみるまでわからない、となると思いますが、機種選定の参考になれば幸いです!

続いて、今回のPS新機種データより

かなり厳しい数値に。初動先行型の機種の要素があるため、貢献期間はかなり短くなるのでは。


「Lマジハロ」と「Lモンキー」との差が開き始めました。しかしながら両機種、S市場が冷え込む中では高い数値を維持しています。「Lモンキー」は3円単価滞で競合が多く、販売台数も多い。「Lマジハロ」は販売台数が10000台未満、2円中盤の遊技単価滞であることも差が開いて(競合が比較的少ない、かぶっていない)きている要因の一つではないかと考えています。



では本日もさっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)


(スロット新機種)



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