動けるとき、動けないとき
基本的にやる気がなく、腰も超重いんだけど、時々、動けるときがある。
そんなときは勢いにまかせて、いろいろやったり、始めたりする。
1日単位ではなく、分単位なので、あっという間に終わるんだけど。
今日、仕事で会った人が
「やりたいことはあるけど、やる気が出なくて後回しにしてしまう。それで、やることがたまってきて、焦ってしまう」
と言うので、
「なんでもいいから動いてみたら、意外に動けることもありますよ」
と言った。
じぶんで言いながら、じぶんで納得。
それで、カバンの中身を整理した。
ひとつなにかを始めたら、あれもこれもと動けるものだ。
パーキンソン病の人が
「わたしは回遊魚みたいに動いてないとダメなんです。体が固まります」
と言っていたが、わたしも同じ。
大人になったら落ち着かないとって思っていたけど、今では、大人こそ落ち着きがない方がいいって思う。
今のわたしは、部屋の片づけ的なことには動けるようになった。ととのった部屋は居心地がいい。こうして流れに乗ると本当に楽。
でも、人生とか仕事とかになると、とたんに動けなくなる。主体的に生きていないからだろう。
主体的になったとき、動けるからだでありたいと思うから、こつこつと筋トレ。
めんどくさい、やりたくないと思うときが多いけど、とにかく続ける。習慣づけたいと思うから、回数は少なくても気持ちを込める。動かす筋肉を触って、意識づけする。
そして、自分との対話。
動けないときにいつのまにか始まっている。
思いがけない答えをくれるわたしの中の人たち。
口調は強いけど、愛がある。
動けないときもあるし、動けるときもある。
どちらも大切な時間。