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万能選手妹キャラ良い子ちゃんとのさよなら
良い子ちゃん20周年を記念して
周りの人たちのお陰で、ルンルンになってきたここ最近。
去年とかなんて、
『もう言いたいことがあったらこの世界にシェアしたい〜〜!!!』
なんていう勢いでSNSに書きたいこと書いてたけど、自分を枠にはめよう、抑えようとして、削除できるものは消して...なんてしたここ半年間だったから私らしさは半減しまくってた。
新しい自分になろう、ではなく、
元々の私に戻りつつも、
もっと前よりも素直になった私を伝えよう
そんな風に思えたから、『本来の私ってなんだっけ探し』をしてみた。
故郷に帰ったり、高校の友達と会ったり、私が素直になれる場所に戻ってみて、だいぶ私らしさを取り戻せてきてる。要はリハビリ。
こうして人は毎日毎日、死んで生きてを繰り返してるんだなあと思うと面白いなあって思ったりもした。
それでね、『元々の私になるためにいらない要素ってなんだろう???』って考えたら、
万能選手で使い倒してきた『かわいい妹系のいつも癒してくれる良い子ちゃんキャラ』の存在でした。
今、25歳で、そのうち何年このキャラを使ったんだろうって考えたら、小学校入るか入らないかぐらいだったので、『じゃあ20周年を記念して捨てちゃお!!』って思ったの。
良い子ちゃんの最大の弊害
感情を動かさないように教育すると、
人をコントロールしやすくなる。
これはマインドコントロールの手法で言われている事です。
誰かをコントロールしたいなら、『嬉しい』『楽しい』『悲しい』『ムカつく』などなどの感情を感じる暇を無くさせていけば、どんどんAIのように、こちらの指示が入りやすくなるよ、というちょっと恐ろしいものです。
つまり、『人間みんなが持っている【感情】を表現させないようにしたり、フォーカスさせない=人として生まれてきた喜びを味わうこともない』
ので、人間で在る必要がなくなる、という事。
生きる力といわれる人間のスイッチがどんどん退化していくことになります。
『大人の言う事を聞く子』って扱いやすいのかもしれないけど、こんな弊害も実はある。
私は、人間として生まれたなら、色んな体験して色んなことを知って味わいたいし、自分として生きたい!
そう思っているから、子どもがのびのび生きれるようにパパママに性質や関わり方を伝えたり、パパママ自身の人生のサポートもして、家族というコミュニティでしあわせが広がることをサポートしたり...
つまりは、その人本来の状態に戻すことのサポートをしてるのだけど
良い子ちゃんで在ることで、
自分で自分をAIのように感情を感じさせずに、周りと適応できるようにコントロールしてるじゃん!
ということに気づいたので、とんでもないことを自分に課していたんだなあと、すごくすごく腑に落ちたの。言ってることとやってる事、今の私は逆じゃん!って!!!
良い子ちゃんで在ることって、気配りできて心あるように見えるけど、1番心を失くしてるのが良い子ちゃん。最大の弊害よね。
良い子ちゃんで在ることのメリット
一応、20年もやってきたからメリットはあると思ってて。笑
それは『可愛がられる』『人と仲良く出来る』ってこと。
そのお陰で知らない事を沢山知れたし、体験できたし、ありがとうなんだけども、とっても困った事態が起こってきて。
それは、『関係が近しくなればなるほどに化けの皮が剥がれる事件』なんですよ。
仕事でも恋愛でも、私が好かれるのは『愛想が良い』『癒してくれる』『ある程度のことを卒なくそこそこのレベルでできる』『話を理解してくれて受けとめてくれる』っていう虚像
っていう状態になる。
本来の私を相手に出せなくなってきたり、積もりに積もって私が思ったことを伝えると『期待と違った』となる訳ですよ。当たり前だけど!!笑
私も『言いにくい...』『こう言ったらこの人喜ぶんだろうなあ』『私がこのポジションに入ったら丸く収まるよね』っていう自分を守るためのメリットを採用した結果だから、当然な訳で。
なんというか、相当な詐欺師なんだなあと思ったんです。相手にも、1番は自分にも。
2年前にもう嘘をつきたくなくて、1人で働く選択をしたんだけれど、誰かと組むことで見えた自分はやっぱり自分に嘘をつく自分。
良い子ちゃんが守ってきたもの
私の本来は、思ったことを純度高くスパンと表現すること。自分が決めた我が道を行くこと。
そして自分が好き!と思った人や物をたくさんたくさん繋いでいく事。この世界のありとあらゆることをいっぱい体験する事。純度の高さを広げること。
それが本来の私なんだけど、たぶん小学校ぐらいから『この環境で自分が生き延びるには?』っていうサバイバル思考が始まったから、その時ぐらいに形成されたのが、良い子ちゃん。
『本来の私でいたら、この場所では調和を乱すので、とりあえず引っ込んでてね!私があなたを守るわ!』
そう言って、私が傷つくこと全てを肩代わりしてくれたのが良い子ちゃん。
ずっとずっと本来の私を守るために、弁慶みたいに刺されても刺されても、ずっと立ってくれてました。
良い子ちゃんのお陰で気づいたのは、私は本当に沢山の人に囲まれて愛されていることや、自分がやりたいと思うことがこの世界に沢山あることを知りました。
だから
『本来の私の準備が整うまでに20年かかったね。20年もずっと守ってくれてありがとう。もうゆっくり休んでても、私は大丈夫だよ。』
そうやって声をかけたら、スーッと涙が溢れてきて、肩の荷が自然と降りた気がしました。
守るものはなんですか???
今になってみると、前とは違って、もう自分を守る必要がないぐらいに、私以上に私を信じてくれる周りに大切な人が沢山増えていて。
だから、もう世界が温かいことを知ったのだから、自分を守ることに時間を注ぐよりも、自分が心ときめくことに時間を使いたいなあって思った。
これまで出逢ってきてくれた人、今側にいる人たちにも感謝の気持ちがたくさんある。
あるからこそ、ちょっと今までよりも、本来の私らしく、思ったことは言うし、違うことは違うって言う。ピンとこないことはしない。
しばらく妹キャラな良い子ちゃんと、万能選手な良い子ちゃんは休憩させてあげるのですが、本音と本音で関わる人とお付き合いをしたいから、皆様よろしくお願いします❤︎