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20180319社説から見る現代日本
おはようございます。
本日のオススメは朝日の「入試英語改革 東大の重い問題提起」です。
民間の英語検定試験を合否判定に使う「大学入学共通テスト」(センター試験の後継)は、2020年度から始まる予定です。
来月には最初の受験生となる世代が高校に入学しますが、異なるテストを使って、受験者の力を公平に比べることができるのでしょうか。
以下、朝日社説からの引用です。
「民間試験は、従来の「読む」「聞く」に加えて「話す」「書く」を課すために導入が決まった。この4技能の大切さについてはおおかたの異論はない。
東大が訴えるのは「公平・公正の担保」への疑問だ。
(中略)
入試は大学が自らの教育方針に沿って選抜方法を決めるのが原則だ。国公私立を問わず、民間試験にどれくらい信頼を置くかによって、自主的に配点の割合を決めればよい。認識が変われば周知期間を確保してその割合を変えてもいいし、使わない判断があってもいい。
そのうえで、関係者は改善策の検討を続けるべきだ。公平さを重視する観点から、時間や経費がかかっても国が独自に試験を開発すべきだ、という声も根強くある。
多くの人が納得する仕組みをつくるのは容易ではない。それでも、現場の声に耳を傾け、見直しを重ねることで、難題の答えを探らなくてはならない。」
<社説一覧>
日経:年金支給漏れに潜む高齢社会の落とし穴/大手銀はグループ戦略を磨け
http://www.nikkei.com/news/editorial/
読売:農産品種の流出 海外戦略の欠如を露呈した/カンボジア情勢 公正な選挙が安定への道だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
産経:平昌パラ閉幕 情熱の力を見せてくれた/成田に第3滑走路 地域共生の視点忘れずに
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html
毎日:パナソニック創業100年 日本経済占うものづくり/強制不妊手術の全国調査 柔軟に幅広く実態把握を
https://mainichi.jp/editorial/
朝日:入試英語改革 東大の重い問題提起/米の鉄鋼関税 日欧は結束し翻意迫れ
http://www.asahi.com/news/editorial.html