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20180508社説から見る現代日本

おはようございます。昨日、希望の党と民進党が合流して新党「国民民主党」を結成しました。産経を除く四紙で社説として取り上げていますが、本日のオススメは日経の「イラン核合意の崩壊回避へ力を合わせよ」です。

世界情勢が大きく動いているからこそ、国会の行政監視機能を回復させるためにも「強い野党」は必要だと思いますが、そこに至るためのロードマップは見えていません。

以下、日経社説からの引用です。

「トランプ米大統領が今週末までに、欧米など6カ国がイランと結んだ核合意からの離脱の是非を判断する。イスラエルにある米国大使館を、テルアビブからエルサレムに移す準備も進めている。

トランプ氏の「米国第一」の中東政策が地域の緊張を一気に高める恐れがある。日本は国際社会と連携し、中東の危機回避へ積極的な役割を果たすことが重要だ。

(中略)

核合意に参加する6カ国のうち、米国以外は合意の維持を求めている。マクロン仏大統領は核合意を維持しつつ、弾道ミサイル開発などを制限する追加の規制案をトランプ大統領に提案した。

英独も関係国と調整を続けている。中ロは合意維持を求める共同声明を出した。日本は西側主要国の中で歴史的にイランと良好な関係を維持してきた。日本も合意の崩壊を防ぐ国際社会の努力に加わらねばならない。

(中略)

日本にとって、エネルギー資源の調達を頼る中東の安定が不可欠であるばかりでない。中東で存在感を高めることが、ひいては北朝鮮問題などで日本の立場に耳を傾けてもらう足場となるはずだ。」

<社説一覧>
日経:イラン核合意の崩壊回避へ力を合わせよ/国民民主党は何をめざすのか
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:国民民主党結成 政権を担える態勢には程遠い/ネット企業課税 公平な国際ルール作りを急げ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:2040年の危機 集落の「撤退戦」も考えよ/部活に時間制限 生徒の要望に沿う工夫を
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:「セクハラ罪はない」発言 麻生氏の非常識いつまで/国民民主党の結党 「強い野党」への道は遠い
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:国民民主党 何のための離合集散か/刑務所逃走 「塀なし」の意義大切に
http://www.asahi.com/news/editorial.html

※『社説から見る現代日本』マガジンhttps://note.mu/1minute_history/m/m70d97edb0376

※『1日1分歴史小話』マガジンhttps://note.mu/1minute_history/m/m7db9a358d26a

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