20170821主要五紙社説一覧

本日主要五紙の社説です。

今日のオススメは朝日の「憲法70年 沖縄から地方自治を問う」です。

日本国憲法成立時の国会において沖縄県の代表がいなかった事実に触れています。

以下、朝日新聞社説からの引用です。

「敗戦直後の1945年12月の帝国議会で、当時の衆院議員選挙法が改正された。女性の参政権を認める一方で、沖縄県民の選挙権を剥奪(はくだつ)する内容だった。交通の途絶を理由に「勅令を以(もつ)て定める」まで選挙をしないとする政府に、沖縄選出の漢那憲和(かんなけんわ)議員は「沖縄県に対する主権の放棄だ」と激しく反発した。」

「沖縄選出の議員がいない国会で、憲法草案が審議され成立した。」

私自身、同改正で女性参政権が認められた点しか知りませんでした。

教科書等でも女性参政権付与にのみ触れ、初めての女性国会議員が登場した点に注目が集まっていますが、その裏で沖縄県民の当然の権利が剥奪されていたとは。

私自身、全くの不勉強で身が縮こまる思いです。

権利と義務、中央と地方、戦争と平和。

色々な点で考えさせられた社説でした。是非ご一読を。

<社説一覧>
日経:大学をどう変える(下)強みを伸ばし自ら将来像描こう
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:医療被曝 必要以上の検査を減らしたい/防衛大綱見直し 南西方面の機動力を強化せよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:文大統領発言 国交の基盤まで崩すのか/東京の大学制限 「どこ」より何を学ぶかだ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:社会保障第3の転換期に 「我が事」で地域社会を作る
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:憲法70年 沖縄から地方自治を問う
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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