運用資産が増えても節約旅行 シニアのドキドキ海外旅行(番外編)
6年前(60歳)から資産運用をしています。
この記事を書いていると、妻から「資産運用のことなんか書いても、旅行好きの読者はほとんど興味ないと思うよ」とそっけなく言います。
そういわれると、なぜか納得してしまいます。
実際、時々投稿する資産運用の話では、読者数はあまりのびません。
リタイアしてからは、毎年複数回の海外旅行をしています。
いつまでも海外旅行を続けるために、
クレジットカードで、せっせとマイルをためています。
ジムで運動をして、体力をつけています。
ベストシーズンを少しだけずらした日程にしています。
団体旅行をせず、個人で計画しています などなど。
いろんな方法がありますが、資産運用もその一つです。
シニア世代になると、自分で考えている以上に、体力がなくなっています。
自分たちの体力に見合った、旅行内容にしなければなりません。
長距離のエコノミークラスでは、体力が持たなくなります。
現地で依頼するツアーも、プライベートツアーにしないと、ついていけないことがあります。
最近は、5時間以上飛行機に乗る場合は、迷わずビジネスクラスにしています。
現地でのプライベートツアーも、利用するようになりました。
ただし宿泊は、相変わらずAirbnbのアパートを利用しています。
年が明けましたので、2024年の資産運用の実績を紹介します。
2024年 評価額の推移
2024年は、ほとんど売買をしませんでした。
運用する元金は、追加していません。
証券会社に預けている資金(MRF)の中だけで、ほんの少し移動があるだけです。
時々参考に見ている、YouTubeで『寝て起きたら、お金が増えていた』というフレーズを言われている、資産運用の投稿があります。
私の2024年の資産運用も、『寝て起きたら、お金が増えていた』でした。
2024年は、前年末から比べると、26.9%増加しました。
成績が良すぎです。
シロートがこんな成績なので、よく理解している専門家は、もっと資産を増やしていると思います。
運用元金は増やしていないので、値上がり分と利子・配当だけの増加です。
妻に数字やグラフを見せても「よかったねー」という程度です。
インデックスとか日米の金利差など、説明してもほぼ無関心です。
理論的な話は「馬の耳に念仏」のようです。
妻の『理論なんか知らなくても』の考え方は、正解かもしれません。
長期的には、米国も日本も平均株価は上昇しています。
下がった理由を後から考えても、シロートには対策にならないような気がします。
最近は一時的に下がっても気にならなくなってきました。
2024年の運用傾向としては、日経平均とあまり変わらないような気がします。
株価が上がるときも下がるときも、ほぼ同じような動きです。
上のグラフは、2024年1年間の日経平均です。
縦軸の目盛り間隔が大きいので、変化が少ないように見えます。
それでも、1年間で19.85%(約20%)も増加しています。
日経平均に連動するインデックス商品を1月に購入していれば、12月末で20%近く資産が増えていることになります。
運用が100万円なら120万円に、1000万円なら1200万円になる計算です。
1億円の運用だと、1億2000万円にもなります。
ざっくりとした計算ですが、なんだか恐ろしいですね。
日本では富裕層といわれている、金融資産1億円以上の人が、毎年増えているという結果が出ているそうです。
お金持ちは、資産運用で資産をどんどん増やしているのかもしれません。
ポートフォリオ
次の円グラフは、現在保有している商品の内訳です。
債券は、リスクが少ないとして、安全資産に分類しています。
ポートフォリオ内には、今なら購入しないような商品が入っています。
資産運用の初期に勧められて、理解せずに購入したものです。
これから運用を始めようと思っておられる方は、よく理解されてから購入されることをお勧めします。
運用方針
運用方針は、インデックス商品を主と決めています。
ですが、先に書いたように現在の内訳は違っています。
運用初期に某証券の担当者に勧められて購入した商品が、利益を出し始めており、売却を戸惑っています。
下のグラフは、2020年から2024年末までの運用実績です。
同じ額の資産運用をした場合で、単純にインデックスと比較したものです。
少し見にくいですが、実線(黒線)が私の資産の推移です。
私の資産は、67.52%増えています。
それでも、S&P500と比べると30%近い開きがあります。
S&P500だけを4年前に買っていれば、もっと資産が増えていたという結果です。
日経平均とはあまり変わりませんが、それでも数%の差があります。
資産が、4年間で67.52%の増加は大きいですが、インデックス商品だけを購入していたら、もっと増えていたことになります。
最近になって、このことを理解しました。
単純な比較はできませんが、あれこれ考えるより、何も考えずインデックスと連動する商品を買えばよいということになります。
運用資産の考え方
収入は年金だけで、通常の生活費をまかなっています。
旅行費は、預金を取り崩して調達しています。
新たに銀行預金を運用に回すことは考えていません。それどころか、預金がなくなったら、運用分を取り崩して旅行費に回すつもりです。
リスク資産を多く抱えているので、含み益が増えても安心はしないようにしています。
現金を目の前にしての運用ではなく、帳簿上だけでお金が動いています。
なんだかゲーム感覚です。
売買もパソコン上で簡単にできます。
昔は「汗水たらしてお金を稼いでいた」。
そう考えると、お金のありがたみが違うようにも感じます。
「あぶく銭」という感覚で、消費癖がつかないようにしています。
運用資産が増えても、体力があれば節約旅行です。
海外旅行では、ビジネスクラスに乗りますが、
宿泊はAirbnbのアパートにするようにしています。
海外でも国内でも、外食はほとんどしません。
旅行中は、なるべく徒歩と公共交通機関を利用しています。
タクシーは、ほとんど利用しません。
小さい時からの貧乏性が役に立っています。
無理な節約はしていません。
2025年の計画を妻がたてています。
Airbnbのアパートを探すのに、手間取っているようです。
面白くない文章ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
資産運用のご参考になれば、幸いです。