音楽の持つ力
みなさんこんにちは、ヘルスケア&フィットネスのお仕事や学びをサポートしている工藤です。
本日は私のnoteでは初めて「音楽」をテーマにした記事になります。
「音楽」と一言で括ってもとても幅広いですよね。
私は音楽については素人です。
素人ながらも、今までの生活で度々大きな影響を受けてきましたので、私なりの音楽の記事をまとめまてみました。
🥚運動と音楽
私は以前フィットネスクラブでインストラクターとして働いていました。
その中ではスタジオレッスンという仕事もありました。
数十人の方と共に、30~60分程度の運動を行います。
私が担当していたのは、バーベルを担ぐ筋トレのレッスンや、格闘技の動きを模倣したレッスンで、「音楽」に合わせて運動をします。
音楽を使った運動には、決まった振付(=コリオと呼ばれています)があるものと、バックミュージックとして何となく曲を流しているものがあります。
私のレッスンは前者でした。
音楽と振付がぴったりと合っていないといけないわけです。
フリースタイルでその場のノリで動くわけにはいかない。
そのため、大体1時間くらいの洋楽&振付を毎レッスン暗記する必要があります。
自分だけが動いてもレッスンにはならないので、参加者に向けてしゃべる内容も同時に考えます。
ポップス、ロック、ヒップホップ、R&B、レゲエ、ハウス…当時は自然と洋楽のトレンドも覚えるようになりました。
幸い私のレッスンは「プレコリオ」と呼ばれるもので、音楽と振付は専門の企業から配信されていましたが、暗記からは逃れることができません。
毎日暗記作業を続けていると、音楽そのものも嫌いになりそうな気持ちになります。
楽しい音楽が、いつしか締切に追われる義務的な作業に…。
それでも、参加者の方々は身体的にプラスの影響があると共に、音楽の効用でメンタル面でもポジティブな影響があったと思います。
気持ちを上げる音楽、落ち着かせる音楽…。
スタジオレッスンでは、動きの描く世界観を強化してくれる効果が音楽にありました。
運動の機能だけでは、味気ないレッスンになってしまう。
その無機質な空間に彩を与えてくれるのが音楽でした。
参加後に笑顔になってくれるみなさんを見ると、自分の提供しているレッスンにも少しは価値があるのかなと感じることができます。
それがまた私自身の原動力にもなり、次回のレッスン準備にも熱が入る…そんなサイクルが生まれていました。
🥚音楽の持つ力
自粛が当然のようになり、はや1年以上が経過しました。
以前は音楽ライブが私にとって楽しみなイベントのひとつでした。
映像だけでは得られない心の揺さぶりや感動を何度与えられたか分かりません。
私がインストラクターをしていた頃の何千、何万倍もの影響力を与えているアーティストの方々は本当に素晴らしいと思います。
徐々に音楽ライブも再開していることは嬉しく思います。
そこからエネルギーを与えられる人達は間違いなくいるはずです。
私も感染予防に配慮をしながら、「生」の現場に足を運び、自粛期間で鈍った感性を取り戻していきたいと思います。
身体だけではなく、こころにも栄養を。
音楽はこころの栄養素です。