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フィットネス業界で働いているのに不健康だった?
みなさんこんにちは、ヘルスケア・フィットネス業界のお仕事や学びをサポートしている工藤です。
本日は私のキャリアから得られた反省点についての記事です。
私にとって最も長いキャリアは、フィットネスクラブのマネージャー職です。
いつでもどこでも、総じて疲れ切っていました(笑)。
その原因を改めて振り返ってみます。
①体が疲れていた
これは私にマネジメント能力とリーダーシップが欠落していたため、自身の労働時間や体を動かすレッスンの時間が長くなってしまったためです。
仕事外のセルフマネジメント、特に栄養面と休養面も適切ではなかったと言えます。
肉体疲労が蓄積して注意力が低下した私は、事故で車に轢かれて、体を休めるという皮肉な経験をしました。
②心が疲れていた
これは、①と連鎖していて、上長や同僚の支持を得られなかったことが挙げられます。
経営陣と意思が揃わない時に、うまく心を落ち着かせる術も持ち合わせていませんでした。
また、多発するクレームを根本から改善する発想がなかったため、一向に減らない対応で疲れ切っていたこともあります。
こちらがいくら下手に出ても、頭ごなしに受付で怒鳴り散らすようなお客様も散見されました。
さらに私が良くないのは、怒りに対して怒りで反発しようとしていたことです。
一時私は坊主頭だった時期があり、ネット上に工藤はチンピラみたいで態度も悪いから受付に立たせるなと書かれたりしたこともありました。
そのような書き込みを見ると、仕事で得たはずの喜びは吹き飛んでしまいます。
基本的に接客向きではないなと感じたことも、その後のキャリアを考えるきっかけになったので、今となっては良しとしたいところです…。
メンタルの安定感は仕事のパフォーマンスに直結します。
さて、振り返ってみると、私は自分の外側の出来事に振り回されていて、それらを解決する能力が不足していたことがよくわかります。
しかし、仕事や生活の問題解決をする能力は意識的に養うことができます。
誰もがストレスフルな毎日は望んでいないはずです。
次回の記事では、仕事や生活の問題解決につながる能力の一例をご紹介したいと思います。
※トップ画像は実家の猫です