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続・フィットネス業界の常識

みなさんこんにちは、ヘルスケア&フィットネスのお仕事や学びをサポートしている工藤です。

…と、いつもこう名乗ってはいるものの、こちらのnoteではヘルスケアやフィットネスに直結する記事が少ないんですよね。

本日は久しぶりに「フィットネス業界」をテーマにした記事になります。

 

🥚リアルセミナーに参加して

先日、千葉県某所で久しぶりにフィットネス業界のセミナーに参加しました。

テーマはフィットネスクラブのマーケティングについて。

2時間の座学です。

リアルの場でセミナーに参加するのはいつ以来か、もはや覚えていません。

それくらいオンラインの活用が常態化しているということですね。

セミナーの内容は大変充実したものでした。

 

私は現在ヘルスケア業界で仕事をしていますが、以前はフィットネスクラブで勤務を続けていました。

その頃は当然だったことでも、離れてみると当たり前ではないと感じることがたくさんあります。

例えば、服装。

街を歩いていたら、あ、この人たぶん同じフィットネスのセミナーに参加するな…と何となくわかりました。

スポーティな服装は、フィットネスクラブの中では「日常」になります。

しかしフィットネスクラブと縁遠い約96%の日本人からしたら(国内のフィットネス参加人口は約4%)運動することは「非日常」です。

フィットネスクラブで勤務をしていると、すぐにでも運動できそうな服装で日頃から過ごしがちになります。

私はその良し悪しを語りたいわけではなく、ある環境に長年所属することで、客観性が失われてしまうことに注意が必要だと感じています

 

セミナーは、運動を実施する「スタジオ」で実施されました。

そして、何年ぶりか、地べたにストレッチマットを引いてセミナーを受講しました。

セミナーの様子はトップ画像の通りです。

フィットネスクラブで働いていると、営業時間外のミーティングや研修は、大抵このスタイルで実施されます。

なので私も特に驚くことはありませんでした。

しかし…。

私は、有料のセミナーがこのスタイルで良いのだろうか?とふと思いました。

おそらく参加者はひとりも疑問を持つことがなかったと思います。

しかし、もし他業界に所属している人が初めてフィットネス業界と接点を持って、高いモチベーションでセミナーに参加していたとしたら、ストレッチマットの上で2時間講義を受けることに違和感を持つのではないかと思います。

元々クラブ内に余分なものを置くことはできなかったのかもしれませんが、座学であるならば、机や椅子がセッティングされていると雰囲気がずいぶん違っていたような気がしました。

親しみがあって、私は嫌いな雰囲気ではないのですが、おそらく、初めてフィットネスクラブに入会しようとする人も、同じようなことを感じているのではないでしょうか

近い距離間で、アットホーム、フレンドリーな関係性が生まれやすいのはとても良いことだと思います。

その反面、サービス提供者として、整えるべき環境や姿勢もまたあるのかなと、久しぶりに古巣に戻って感じました。

  

ちなみに本日のタイトルは、以前書いたこちらの記事の続きということで「続」となっています。

まだまだフィットネス業界にやれることはあると思います。

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