【🍓】念仏衆生摂取不捨
念仏衆生摂取不捨
よみ:ねんぶつしゅじょうしょうしゅふしゃ
意味:阿弥陀如来は祈る人々を受け入れ、受け止め、誰一人見捨てない。
観無量寿経の一節。
光君の(よく)行く雨林院は天台宗の寺院だが、後に、天台宗で学んだ法然が「南無阿弥陀仏」という念仏を唱えれば救われるという浄土宗を起こす。(1175年)
「誰一人取り残さない」って最近よく聞く表現ですけど、自分は見捨てられている・光があたっていない・打ち捨てられている、という気持ちは平安の昔から通じる感情なのだなぁ、と思うと、しみじみしてしまいますね。
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