【27日目】辞めたバイトと始めるバイト。学生的に仕事を語ってみる
今日、とある企業からバイトの合格通知を受けた。
シンプルに嬉しかった。
僕の理想とする働きかたができそうな職場だったからだ。
今回はたまたま良いタイミングで#これからの仕事術というコンテストが始まったので、バイトの話と絡めつつ、僕の仕事観について語りたいと思う。
応募
僕が応募したバイトはエンジニアのバイトだ。
時給をもらってアプリを作るらしい。
自粛期間にアプリ開発が趣味になったのだが、同じやるなら、アルバイトとしてやったほうがスキルも上達しそうだし、お金も貰えていいだろう、くらいの軽い気持ちで応募した。
アルバイトってことは「キミにはアプリのこの部分をやってもらうから、こういうコード書いてね」って言われて、ひたすらそれを打ち込んでいく作業なんだろうな、と思っていた。のだが、、
*
「何してもらうかは決まってないんだよね」
これは面接の時に言われた一言だ。
いやいや、どういうことや。
切り分けられた作業を与えられるんちゃうんかいな。
話を聞くと、どうやらこれまで手がけてきたwebサービスをモバイル化するためにアルバイトを募集したらしく、どんな言語を使うか・どんな見た目にするか・どんな機能を持たせるか、などは全て未定らしい。
だから、
「採用するとなれば、全てをイチから考えて作り上げてもらうことになるよ」
とのこと。
最高にワクワクする。
これは僕のバイトの印象を180度転換させた。
辞めたバイト
以前、とある大きな企業で事務作業のアルバイトをしていた経験がある。
文書をスキャン・コピーするだけで、時給2000円のめちゃくちゃ割りのいい仕事だった。
しかし1年ほどで辞めてしまった。
得られるものがお金しかなかったからだ。
そこにはスキルも学歴も体力も必要なかった。ただ偉い人に自分の時間を切り売りしていただけだった。
新しい提案や独自性は全くもって求められておらず、これがバイトか、と現実の厳しさを知った。
アルバイトを通じて得た仕事観
このような「バイト観」を持っていたため、「全てをイチから作り上げる」という今回のバイトは僕にとって全く新しいものだった。
そして気づいた。
これこそが僕のやりたいことだったのだと。
「会社から仕事を与えられて、ただ自分の時間を消費する」だけでは、たんなる作業に過ぎない。これは僕のやりたいことではない。だから割りのいいバイトも辞めた。
「自ら仕事を創り出す」、僕はそんな働きかたをしたい。
今回のアルバイトはまずその第一歩で、ゼロから何かを作り上げる経験をする。そして、その中で自らお客さんの困りごとを探して新しいサービスを創り出していく。
裁量とは「自ら仕事を作り出せるか」だと思う。
前のバイトではスキャン以外の仕事は許されなかったし、新しい提案なんて求められていなかった。つまり裁量は全くなかった。
しかし新しいバイトではそのチャンスがある。ワクワクする。
2年後に就職活動を迎えることになるが、この価値観は僕の大きな軸のひとつになっていくだろう。
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