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雑記-6月の走り書きエッセイ

先月の音声配信はコメントまでいただきまして
ありがとうございました。

記事をちゃんと読んで(聴いて)る人もいるのかと
あらためて驚いた次第でございます。

音声で聴かれた方からは
「こんな声だとは思わんかったゎ(´・ω・;)」と
落胆のご意見があったとか、なかったとか。
ご期待されていた声とは違ったのでしょう
非常に残念なことでございますが

当方といたしましては、してやったり顔で
日々を過ごせております。ありがとうござます。

怪異

先月、私の可愛い娘たちを襲った
五月病という怪異のような民間伝承。

この病に関しては様々な見解がありますが
概ね次のような症状であることが
独自の調査で判明しております。

新生活を始めた矢先に虚無感におそわれ
次第に閉塞感と焦燥感が同居し始め、
落ち着きをなくし、魂の救済や解放を
求めるようになるという

症状は外見からは判別しにくく
自覚症状もない場合が多い。
他者の介入や助言は有効的な場合もあるが
間違った関わり方をすると悪化の一途をたどる。

おそろしい病です。

我々はこの病に対して
家族の絆を再確認するという
独自の儀式(外食とカラオケで発散)
を行い、一旦は沈静化できたように思います。

やはり、他人への悪口と
現状の不満は家族内で盛り上がるに限りますね。

妻はこれまでと同じように
娘たちの話を「うんうん」と聞きながら
「女の世界を生きていくのは大変なのだ」
というようなことを説いておりました。

勉強になりますなぁ。


そこにある火種

何がイザコザの原因となるかわからない。
それは会社内とて同じこと。

よくありがちなのが業務に関する
シマ(縄張り)争い。

会社としては業務の俗人化は避け、
誰でも出来るように技術と知識の
共有をするように指示するのだが

これがなかなかうまくいかない。

「会社は自分がいないと回らない」
とばかりに自分だけの縄張りに固執し、
業務を自分のところで囲い込み
一切合切を仕切ろうとする。

そして忙しい忙しいと言い
独りで大立ち回りを演じている。

だが、囲い込んでいる仕事の大半は
誰にでもできる業務である。

仕事へのプライドなのか
社内の自分の地位確立のためか
ただのマウントとりか

人は人に認めてもらいたいと願い
必要とされる人間であろうとする。

あと何年この醜く愚かな争いを
目の当たりにしなければいけないのだろうか。

透明人間でありたい。

私はもう、仕事場においては
なるべく気配を消しておきたい。
頼られるのはもう疲れたよパトラッシュ
そういえばネロって顔デカくない?

その存在は噂されるが
実物を確認した者はいないくらいの
UMAと同等で良いとさえ思っている。

しかし、現世にいるうちは
人間でありたいと願うので
透明人間が妥当ということである。
その際、透明人間とお風呂とは
全く関係ありませんので
あしからず。

うむ。


2024.6月某日 ―雑記


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