二次元オタクが池﨑理人にドハマリした経緯
ふと気分転換に本屋へ立ち寄った夜のことだった。
本屋という空間には、独特の雰囲気がある。多様な分野の本がひとところに集められ、多様な目的を持つ人々が自らの目的にあった本を買うためにそのひとところに集まる。静かながらに心のときめきを感じられるようなその空気が好きで、私は何を買うとも決めずに本屋の中をぶらりと歩いていた。
雑誌コーナーの、音楽カテゴリの前を通った。その瞬間、ある雑誌の表紙に目をひかれた。
1OC Vol.5。その表紙を飾る集団の一番右に立つ人物。一瞥してほか