歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.131お地蔵さんに頭ナデナデしてもらうの巻
おはようございます。起きて一時間後の午前5時頃の板橋はちょっと晴れ間も見えましたが、今は曇りです。
さて、昨日は足立区栗原の満願寺のお地蔵さんを参拝後、西新井大師も参拝しました。もうかれこれ、5回以上は参拝しているかな?
西新井大師は関東三大大師と言われているんですね?
川崎大師も訪問済み。西新井大師はバスですぐ行けるので、何度も伺っていて、、、あとは千葉県香取市の
観福寺なんですね~。ぜひ、行ってみたいと、好奇心マシマシ。
さて、昨日の西新井大師は月曜日ということもあって、お店も閉まっていて、人もまばらでした。
秋田の人がやっているラーメン屋さんを友人のいずみさんから聞いていたので、そこでお昼を食べたいと思っていましたが、月曜日で休みで、けど、お腹が空いていて、一度入ってみたかった「かどや」さんに入ってみました。
メニューはラーメンとかうどんとか、お蕎麦、焼きそば。あと、夏なので冷やし中華。それとたくさんの種類のかき氷。
こんな感じでレトロなの。
私は暑かったこともあり、冷し中華を頼んでいただきました。
これで700円。ちょっと高いかな?とも思ったのですが、麺がつるつるしてて、自分で作るより麺の味が違う。そういう所がプロって感じ。スープもいい感じで、上品な感じ。氷もはいってて、あと、写真では隠れてあまり見えないけど、ラーメン用のチャーシューが細かく千切で入ってて、これが、しょっぱみがあって美味しかったです。
それで、満願寺のお地蔵さんを見てから、「かどや」で冷やし中華を頂き、西新井大師に伺うと、
上の写真はネットから拝借した写真ですが、いつもなら、と、いうか、今までは、お堂の入り口に白・赤・黄色・緑・青の配色の暖簾?が駆け巡らされているのですが、
昨日は
こんな風にかけられてなく、質素で、ちょっと、残念でした。
なぜ?
なんだか、あの暖簾、お祭りみたいな感じしてたので。単純な理由。
外したのは、単純な理由ではないのだろうな?
今度伺った時に聞いてみたいです!
それで、西新井大師には、お地蔵さんのスターたちがたくさんいらっしゃるのですが、
11回目でご紹介していました、ミスユニバースの塩地蔵さんは現在、
お塩はちょっと少な目でした。
18回にご登場いただいていた延命水洗地蔵さんは
コロナの影響で水をかけることが禁じられてて
こんな感じに干からびてて、とても可愛そうでした。
喉渇いているだろうな・・・切ないな~
他にも
水子地蔵さんのコーナーもあったと、昨日の参拝で初めて知りました。それだけ、いつもは人が多いので、そこまで気が向かなかったのですね。水子地蔵さんのお顔も素敵で
私は西新井大師の水子地蔵さんを描こうか、満願寺のお地蔵さん描こうか、正直悩んで、、、一晩悶々としていたのですが
やはり、満願寺のハンサム地蔵さんにご登場いただこうと決心しました。
では、満願寺のハンサム地蔵さん、お願いしま~す。
「いいのかな?西新井大師さんのスター軍団を差し置いて、僕でいいのかな?」
「いいのです。めっちゃ、すらっとお立ちでいらして、ハンサムで、心スッカーとする感じ」
「そう?ありがとうございます」
「早速なんですが、昨日食べた冷やし中華美味しかったので、食べながら、私の悩みを聞いてもらえませんか?」
「いいよ~」
「う。美味しそう」
「はい」
「麺がしこしこしてて、美味しいな~」
「でしょ?プロって感じ~」
「で、何?なんでも言ってみて~」
「はい。実は本当に書きたいテーマが自分にはあるんです。けど、今は書かない。いつか書ける時がくるのかしら?書けないまま死ぬのかな?」
「う~~~~ん。奥深い話じゃないの?」
「はい。あと、電話が嫌いです」
「なんで?」
「声から、言葉で話していることと全く逆の思いを勝手に察するので。苦しくなる」
「お~」
「業務連絡の電話だといいのですが、その他に関してのなにかに・・・。世間話。聞き上手なので、、、、話をしてくれる人が気持ち良くなってくれるのは嬉しいのだけど、長くなると自分の時間がなくなる感じしてて、私って優しくないのなか?」
「う~~~ん」
「ある人からの電話で、江戸の話、好きなんでしょうね。聞いてたら、2時間経ってしまって・・・それで、その人から着信あっても、出ないでいたら、ある共通の知人に私が電話でないので、元気なのかな?とか・・・ごめんなさい~もう面倒臭いって言うか~。私って優しくないでしょうかね?」
「う~~~ん」
「その人、LINEもしてなくって、、、、」
「う~~~ん」
「スマホ苦手だって~」
「う~~~ん」
「ね、しょうもないことで悩んでいるでしょ?」
「そうだね~。心配してくれているだけで有難いでいいじゃないの」
「はい」
「自分が苦手なことは、する必要ない場合はしないでいいと思いますよ。気軽でいいのさ」
「そうなのよね~。あ、昨日はあのあと、また、地蔵湯に行ったの」
「お、話変わったね?」
「はい。地蔵湯での靴箱は88にするって決めたのね」
「一番下だから、木札と木札ホルダーの88と88で、8888でしょ?」
「そうだね~」
「私の伝説のおじいちゃんの八重蔵さんパワーだって思うの」
「いいじゃん。その調子」
「昨日も行ったら、昔お嬢さんたちがお風呂に来てて、それで、わかったことがある」
「何?」
「私と同じくお腹切っている人が結構いらっしゃるの。帝王切開の場合もあったと思うし、私のようにガン腫瘍の摘出の場合もあっただろうし。けど、みんなお風呂で癒されて気持ち良く生きることを満喫している。影もあって明もあるって感じた」
「うん」
「実は陰、影をもっとフォーカスしたい自分もいるのね。作品として・・・」
「うん」
「けど、書かない」
「うん」
「そして、夜寝てたら、大好きだった父がランニングとステテコの恰好で私を追いかけてきた夢を見たの」
「うん」
「父はとても優しい人で、竹のようなしなやかな心のある強くて優しい人で、私にとっては男の中の男。本当に大好きだった。愛情が半端なかった。一番苦しかった時に精一杯尽くしてくれた父が、『あこちゃん水飲んでるか?水飲んでな~』って出て来てくれたの」
「うん」
「それで、幼いころから、言葉にすごく敏感で、私、両親の言葉に癇癪起こして泣いて、なんでそんなこと言うの?って言ってた自分がいたと思い出した」
「うん」
「けど、両親は癇癪起こす私を叱るのではなく、そう思うのも当然だと察してくれて、あ、気持ちわかんないでしゃべってごめんねって言ってくれてたんですね」
「うん」
「けど、世の中に出て、世の中の人はそうでもない人が多いんだな~って知るの」
「うん」
「で、その夢の話を友人にラインすると、父はそのままの私を無条件で受け入れてくれている。いつも見守ってくれているのよね~って、ラインで返事が来て、、、、そうなんだ~って嬉しかった」
「うんうん。あ、そうだ。その書きたいけど、書けないっていう葛藤を今書いているでしょ?」
「はい」
「それも、面白いと思うよ」
「あ、あ~~~あ~~~~そうっか~」
「具体的に書かなくても表現したくてもできないでいる人って何万人もいると思うんだ。それでいいじゃん。書けない葛藤でいいじゃん」
「そっか~。お地蔵さんと話をしているとそう思えるっていうか整理つく。それでいいね」
「うんうん。よくやってる。だから、僕からの愛情表現。shibuが幼いころに、ご両親がしてくれてたか、だけど、頭撫でてもいい?」
「え?頭撫でられるなんて、もう、超久しぶり~う、なけちゃう」
「髪の毛もこんなに生えてきて、良かったね」
「はい」
「大丈夫だからね」
「はい」
今日は自分で書いてて、泣けて泣けてしかたなかった。
父と母を思って泣けて泣けて・・・・
すみません。
皆さまもよい日でありますように。
今日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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