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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語 VOL.30 4月1日夜中の秘密会議
おはようございます~~~~。
4月1日になりました。東京都がロックダウンになっているのかな?朝起きたら、そうなってた?なども思いましたが、どうやら、通常生活のようです。
さて、この私は、夜寝てて、肩をつんつんされましてね、、、、、
「shibu、しぶ~~~~。あのさ、今から夜中の会議するからさ、、、コート来て、スマホ持って来て。塩地蔵同士でいま、会議するからさ、来て~~~~」
って起こされちゃって、ちょっくら行ってきました。
shibuだけの独占取材ですよ~~~~。
あ、取材して即原稿、、、、結構仕事しました~~~。
では
ごらんください。
「みなさん、お集りでいらっしゃる。わ~~~」
「あのさ、shibuさ、司会もお願いしていい?」
「へ?いきなり~~~」
「そ、いきなり」
「ふ~地蔵さんたちって結構わがまま」
「ま~ね。けど、緊急会議だからさ、shibuも空気読めよ」
「あ、はい」
「えっとでは自己紹介からお願いします」
「はい。わたくしたち、第6回目に出させていただきました、春日の源覚寺の塩地蔵尊の親子です。今日はよろしくお願いします。」(親)
「おねがいしま~~~す」(子)
「はい。わたくし、新宿の太宗寺の塩かけ地蔵尊です。あ、第7回目に出させていただきました。集合写真では塩がかかってないバックスタイルで恥ずかしいですぅ~。ま、めったに目にしない場所を公開する位、勇気出して参加してます。今日はよろしくお願いします」
「はい。最後は西新井大師の塩地蔵ですのよ。11回目に出させていただきました。うふ。皆さんにはミスユニバースのようだわ、って、ま、綺麗ってことでしょうかね?よく言われてます。自分では自覚ないんですけど・・・おほほ」
「あ、では皆さん自己紹介ありがとうございます。さて、本日皆さんお集りってことは、何か?」
「もう、とんちんかんね。決まっているでしょ」←ミスユニバース
「そうだよ。決まっているでしょ」←源覚寺の親子の子
「あ、はい。やはりコロナですかね」←shibu
「そう、このパンデミック状態のウイルスとどう向き合うか?」←新宿の太宗寺 塩かけ地蔵尊
「はい、では、新宿さんはどう思いますか?あ、みなさん、塩地蔵さんなので、場所でご指名してもいいですか?」
「お、いいよ。新宿としては、やはり、都市のロックダウンを早急にすべきだと思う」
「あ、春日の塩の親です。私もそう思います」
「いや、私は西新井大師のミスユニバースですがね、そのためには給与とか、保障、先どうなるか、、、、心配ですわ」
「んんんん~~~確かに、ロックダウンしての生活も心配です。ここは政府の判断を早急にお願いしたいですね。待つしかないこともありますが、自分でできること、基本的な免疫力を上げるってことは、どうなんでしょうかね?」
「はい。西新井のミスユニバースです。私、それとても大事だと思ってます。手洗い・うがい・人と接触しないとか、いろいろありますがね。食事ってすごく大事ではないでしょうか?」
「そうそう、基本は、添加物の多いモノあまり食べないで自然的な、、、あ、僕は新宿です」
「自然的といいますと?新宿さん」
「例えばですね。甘いモノ食べたい時に、ケーキ食べるのでなく、小豆を食べるとか・・・・僕小豆大好きでチョコパよりあんみつ派です。新宿の高野フルーツパーラーのあんみつは最高です」
(画像はhttps://rose2004.exblog.jp/iv/detail/?s=12862657&i=201002%2F18%2F49%2Fb0009849_1747486.jpgより)
「あ、そういうことで・・・すか???」
「いや、美味しいよな~って、最近食べてないな~~~」
「おっと、新宿さん、そういうなら、西新井のおせんべいだって最高よ」
「うわ、美味しそうですね」
「うふ、そうでしょ」
「あ、春日ですが、春日は、、、ん、土産になる自然ぽいの思いつかね~」
「あ、春日さん、私が訪問した時に淳ちゃんにごちそうしてもらった、静岡おでんってどうですか?」
「shibu、さすがだ。画像ある?」
「ちょっと待ってくださいね」
「あったあった。八丁味噌でじっくり煮込んでて美味しかったですよ~」
「どうだい、春日の自然食は、静岡おでんだ」
「え、春日さん、それって違反じゃないですか~~~。文京区なのに、静岡なんて・・・・」
「そうですよ。違反ですわ」
「そんな~~~この緊急時に、地域のモノとかそうじゃないとか、小さい見解はやめましょうよ」
「ふん。shibuは春日のお父さんが好きなんでしょ」
「いや・・・・」
「シングルファザーで頑張っているって言ってたもん。shibuってさ、頑張っている人にちょっと頼られたりすると自分を我慢してもやってしまってさ・・・」
「ドキ」
「自分のことは自分で守らないとね」
「ま~ま~、みなさん、自分の場所言ってから意見言ってくださいね。読者の人が混乱しますからね~~~~」
「そんな面倒臭いことしてられないわ」
「そうですよ、ミスユニバースの言う通りです」
「ね、新宿さん、気持ち通じるわね~~」
「ままま、えっと、あの~~~こういうまとめ方ってどうでしょ?」
「何?」
「えっとですね。どんなに社会は混乱して食べ物が手に入らなくなったとしても、塩さえあれば、生き抜けるわけですよね」
「そうね。ずっと人類は塩を大事にしてきたわね」
「そうですよね。だから塩地蔵さんたちって、きっと昔、いろんな場面で人類を救ってきたんじゃないですか?」
「そうかもね」
「あ、春日です。えっと、さっきはshibuさんに頼りすぎてすみませんでした。つい、shibuさんの優しさに、、、、、甘えちゃって、すみませんでした。さて、僕も塩地蔵として誇り持って仕事してます。なので、この時期、もし、本当に食料危機になったら、僕らの体にまとわりついて、みんなに参拝してもらっている塩、これを提供する位の気持ちでいるってどうでしょうか?」
「お~~~~春日の兄貴、いい事言うじゃんか?」
「ま、素敵だと思うわ。その件は私もお役に立てるかと思います」
「と、言うことは身を挺して、この危機を、人類の危機を救う宣言ですね?」
「はい。そうです。ぼくたちは、わたしたちは、身を挺して人類を救います!!」
4人一同大きな声で
「えいえいおー!!」
「わ~~~~すごい~~~。さって、ここで、お土産あるんです。塩味が絶妙に効いている茹で蟹ちゃんで~~~~す」
うわ~~~~~~~。
がんばって、乗り切ろうね。
まず食べて栄養つけようねぇー!
「うまうま!」
「うめーー!」
「どこの蟹かに?」
「あ、私のふるさとの秋田県男鹿市の蟹でーす!」
「いっぱい食べて、コロナのバイバイのために皆仲良く頑張ろうね~~~」
えいえいお======。
はい。深夜の塩地蔵会議の模様を独占取材でお送りしました。
ここでマイクをスタジオに戻しま~~~~す。
なんちゃってエイプリールフール~~~~。