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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.92 ワープ地蔵特集①(あ、本当は3か?)音を観てごらん・・・

おはようございます。今日の板橋区は久々に朝焼けが見えました。気持ちいいので、洗濯・掃除して、絵描いて、ご飯食べて、そしてnoteに向き合っている現在地点です。

本当に日々の生活が有難いな~と思うこのです。なんと言っても朝ご飯が美味しい。

と、言うことで、今日もアンバタートーストをいただきました。笑

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8枚切りの食パンを買ったはいいけれど、一人暮らしなので、なかなか減りません。それから、無糖で小豆を煮て冷蔵庫に保管しているのですが、こちらもそうすぐには減りません。それで、トーストした食パンにバターを塗って小豆をのっけて挟んで食べることを、4日連続しておりますが、実はこれが全然厭きない。毎朝、自然のあまじょっぱさが舌を通して、味覚も加わり、細胞に栄養が染みわたるのを感じることができます。その時私は、なんと、私は幸せな人なんだろうと思います。

本当にありがとうございます。

さて、本日は、遠路はるばる、ワープしていらっしゃったお地蔵さんをご紹介いたします。このシリーズはできる限り続けて参りたい。と、言いますのは、お地蔵さんに触れ合っていらっしゃる方々の思いが、なんていうのでしょう優しくって温かく、お地蔵さん通してのネット上でやり取りさせていただくのが楽しくなってきている私がおります。お地蔵さんと私の会話も、みなさんからの情報のご提供がないとイメージのふくらみがなく、成り立ちません。

私の勝手な創作活動に、とても協力的でいてくださる皆さんに心から感謝申し上げます。

ありがとうございます。

今日は二つのお地蔵さんをご紹介します。

ひとつめは、熊本県人吉からご登場いただきました、聖観音地蔵尊さんです。発見してレポートくださったのは、お地蔵さん調査隊の田山さんです。田山さん、本当にありがとうございます。

こんな感じに描かせていただきました。

では、しばし、絵を描いている間に会話した内容をここからご紹介させていただきます。

では聖観音さま~~~お願いします~。

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「は~い。おはようございます」

「いや、九州から、また、はるばるとお越しくださり、誠にありがとうございます」

「歩くと、、、ん?」

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「はい。8日と23時間ですね~。ま、9日間かかるところを、びゅん~って来ていただき、本当に感謝申し上げます」

「いやいや、これも田山さんが高台の上にある私に気がつかないと、なかったご縁ですね~」

「はい。もっともっと遡ると、宮原さんがお地蔵さん調査隊を立ち上げてくださってないと無かったご縁ですね~」

「そうですね~。この聖観音の私もこの調査隊で紹介された時、あ~生き返ったって思いましたよ」

「そうだったんですか?」

「なんていうのでしょう。お堂もなく、ただぽつんと・・・・」

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「そう、ぽつんと、こんな風に立っていましたから、みなさん、車で近くを通っても気がついていただくのは、本当にまれなんです」

「そうなんですね。私も、聖観音菩薩さんを見て、素敵だな~って思ったのは、ほんのり色が残っていらしゃって・・・美しいな~って」

「作っていただいた頃は、それはそれは美しかったんですよ。でも時と共に風化してきました。いや、体が風化するのは別にいいんです。言いたいことは神仏を大事にする心が風化してしまったら、、、、と、ずっとずっと、世の中の音を観てきたんですよ」

「観音さま、そうなんですね。音を観る」

「そう、音は正直なのよ。喧嘩する音、優しい恋のささやきの音。声の質が違うでしょ。爆弾が投下された音、川のせせらぎ、違うでしょ。大雨の音、しとしと雨の音。同じ雨でも違うでしょ」

「はい」

「で、ずっと世の中の音を聞いてきたの」

「どうでしたか?」

「忙しくなってしまってたわね~。車がごうごうと走る音。電話での会話もてんぽ早く。結論を急ぐし、、、待てなくなってしまって。分刻み、秒刻み移動、決断、行動、パタパタって感じの音が見えてたの。けど、ある日、ワクワクって足音が観えたのよ」

「ワクワクって足音?」

「そうなの」

「へ~~~」

「そして見上げてみたら、そこに田山さんがいらっしゃって、ニコニコして私の姿を写真に収めてくださって」

「はい」

「そしてお地蔵さん調査隊に上げてくださったの」

「はい」

「宮原さんにも、これは素晴らしいお地蔵さんです、と、言っていただいたりで、嬉しかったんです」

「良かったですね~。私も一目見て、感動してしまっていました。音を観るという観音様のお考えに沿って思ってみると、観音様が出来上がった時に彫刻師の方も、村の皆さんも宝物を授かった感動の声が聞こえましたし、きっと、これからも、気がつく方は感動の声、『わ~』っておっしゃるんじゃないでしょうか?」

「そうかしら?だと、嬉しいな~」

「きっと、そうなります。今回コロナ禍の影響で人の生活ぶり、忙しさと言う観点からすると、若干、時間を大事にして自分を見つめること、忙しかった現代人も経験したと思うんです。だから、こそ、観音様のように過去を見てきた方が大切な役割を果たしてくださると、私は思います」

「そうね~そうな役割できるといいな~」

「なんとか、現代人に生きる智慧をこれからもお授けくださいませ~」

「わかった。なんとかやってみるわね~」

「はい」

「では、九州と東京の距離間を超えて

やっぱ、エアハグでしょう~」

「あはは~。照れるけど、やってみるわね~~~。ありがとう~~」

「はい~。私もお会いできて、嬉しいです~。いつかはリアル参拝します。私も生き続けますから、観音さんもよろしくです」

「おっけ~。らじゃ~」

めでたし。めでたし~~~。ですね~~~。良かったです。

田山さん、本当にご縁ありがとうございました。


皆さんも読んでいただきあちがとうございます~~~。

では、お次は、仲良し親子の物語です。

少々お時間くださいませ~~。


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