歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.144アサリの味噌汁飲み、人生を語るの巻
おはようございます。
今朝は寒いので、お風呂じっくり入って、アサリの味噌汁、中にアスパラもいれ、出汁も鰹節でしっかりとって、そして生姜を削って入れての~~~美味しい味噌汁を作って食べて、食べたら、全身に血液が流れ出てきてくれ、冷えた感覚の皮膚も暖かくなってくれました。
自分で自分の細胞を意識しだすと、体の血流のイメージを実際に頭の中で映像化して捉えることができるので、楽しいです。
そんなこんなで絵を描くスピードも今朝はより遅く、ちんたら、やっているので、本当にね~月曜日からお仕事で出勤している皆様、本当にすみません。ありがとうございます。
かつ、今日は途中、秋田で事業をしていた時にお世話になったある会社の専務さんからお電話もいただき、わくわくするお話で、楽しかったです。
そのような日もいいな~と。
昨日は友人と小石川植物園に行きたいと思って向かったのですが、コロナの影響で閉館中で、前から巣鴨に行ってみたいと友人も言うので、では、巣鴨まで歩こうか~と歩きました。
道々、母としての人生、そのステージを卒業してからの人生を互いに語りながら歩きました。
私は歩いている間、マスクは苦しくなるので外してしまってて、彼女はしてくれていたけど、結構、つば飛ばしながらしゃべってたので、ソーシャルデスタンスだったか?もわかりませんが・・・とにかく、おしゃべりしながら、階段も登りのまさにくらもちふさこさんの「おしゃべり階段」。
楽しかった。
そして、とっても美味しい焼肉屋さん「大和」で焼肉を食べ、巣鴨散歩して、とげぬき地蔵さんにお連れして、拝み、その後、都電の庚申塚駅ホーム内にある茶屋で、彼女はかき氷を食べ、私はアイスコーヒーを飲み、アイスコーヒーは氷もアイスコーヒーで固まってて、氷が解けても味が薄まらない配慮があって、美味しかったです。
昨日は冷たい物が美味しく感じる湿気多く暑い日でしたが、今朝は寒い。
それで
こんな感じで、絵を描いている合間に味噌汁を作っていただくと、ほっとして、また、これも格別。
昨日は彼女と別れたあと、人形町に行こうかと思ったのですが、そこまで行く根性がなく途中の蔵前までバスでいって、お地蔵さんを参拝してきました。
蔵前 お地蔵さん と検索すると
このようなブログに出逢いました。
はじめは、飴舐め地蔵という剽軽な名前に轢かれて、行こうと思ったのです。そして出逢いましたら、やはり剽軽なお顔でした。
かわいいでしょ。
けど、今朝、悩んで悩んで、飴さんにしようか、切ない地蔵さんにしようか悩んで、やはり隣の切ない事件が背景にあるお初の地蔵さんを描かせていただきたいと思って、描かせていただきました。
切ない地蔵さんのお名前はお初さんとおっしゃいます。
お初さん、では、よろしくお願いします。
「はい。おはようございます」
「はい。おはようございます。お初さんのお話、上に貼ってあるブログで知りました。
1922年(大正11)榧寺檀徒の娘(お初)が養子先の虐待を受け、隅田川で死体で見つかった悲惨な事件。
当時7歳だった座長、玉川スミさん率いる「お初地蔵劇団」が「継子いじめバラバラ殺人」の芝居で大衆の涙を誘い大流行しました。
境内には21代住職が供養したお初地蔵と、お初を演じた玉川スミさん建立の新しいお初地蔵があります。(ブログより)
と書かれていて、養子先でいじめられたとか、死体が墨田川で見つかったとか、苦しくって切なくって・・・絵を描いてたら、、、、」
「はい、何か気が付いたの?」
「今は二人の如意輪観音さんや小さなお地蔵さんも傍にいらしゃって、今、なんとなく、ほんわかと幸せなのかな?って、、、絵を描いてて浮かんだ空気はそんな空気でした」
「今日、盂蘭盆会の7月15日(地域によっては8月15日)に前後一週間にあたりますしね~。
目連の話はわかるでしょ?」
「ほんわかと・・・」
「目連さんのお母様、亡くなったあとの様子を見てみたら、母上は餓鬼道に入ってしまってた。その母親を救うために、たくさんのご馳走を上げて、心から御霊の成仏を願って、救ってあげたというのが盂蘭盆会のはじまりと言われておりますね~。きっと、その期間でもあるし、私も生きている時は本当にいじめられて苦しかったから、、、、こうしてお地蔵さんになって、みなさんに成仏を願っていただいて、心がどんどん清らかになってきて、そんな意味でも、今、一番ほっとしているのかも知れませんね」
「お仲間がまわりにいてくださって、安心していらっしゃるご様子を感じれたので、私、嬉しいです。あ、私、昨日も、嬉しかったことがあったんです」
「何何?」
「聞いていただけますか?」
「もちろんよ」
「えっとですね。あは、お地蔵さんに話していると、亡くなった母を思い出します」
「え、なんで?」
「専業主婦だけど、和服仕立ての仕事してて、ただいま~って私が帰宅すると、お帰り~って、で、今日学校であったことを自然にしゃべり出す私がいて、母はただ、んだがんだが~って」
「そうなんだ~」
「けど、ある時、学校の先生が私の書いた詩が私の年代が書く風ではなく、大人びて感じられたらしく、『これはお母さん書いたのでしょ?』って言われた~って帰ってきたら、母、先生をものすごく怒って、、。でも、学校に電話するとか、モンスターなことはしなかったけどね。本当に子どもを信じてくれてたから・・・。私は、学校帰るとお喋りして棚卸するのが私の日課だったのね。その役割を今、お地蔵さん、んだが、んだが、ってしてくださっている~。本当にありがとう」
「なんもなんも」
「で、昨日、友人と巣鴨散歩して、焼肉を食べたんですね」
「二人とも子育て期間卒業で、新しい人生ステージなわけです。で、もろもろ話は盛り上がる。で、あれ?って」
「朝10時半から一緒に散歩してて、お昼食べたのが11時45分ごろで、座って食べ始めて、しばらくしたら、右の薬指にはめている指輪がないことにやっと気が付いたの」
「あらま~」
「この指輪、西新井大師の指輪屋さんで買ったのね。金額は3000円なんだけど、厄払いになって見守ってくれる指輪だって。その頃、私は子どもたちと絶縁状態だったので、、、、ある友人が私を元気つけてくれようと指輪屋さんに連れていってくれたんです。それで、今年は本当に大変でしたね、来年は良くなります。この指輪を肌身離さず身につけてなさい。あなたを必ず、見守ってくださるって」
「すごいね~。指から無くなってて、ショックじゃなかったの?」
「う~ん。それが、私の変わりに厄払いしてくれて、消えたのかな?と思ったの。ありがとうって思ったの」
「ま~前向きね~」
「はい。それでですね。実は夜、家で眠ろうとしたら、コロコロって、枕もとに指輪があったのね~」
「ボケているというか、、、、。夜中、無意識に指輪を外してて、昨日は朝起きてからずっとしてなかったわけ。それもずっと気が付かないで、お昼、焼肉美味しいよね~とか言いながらで、気が付くという・・・なんとね~おバカというか」
「あはは。そんなものよ。けど、本当に眠るときに出てきてくれたのね。それも、きっと指輪さんが眠る時に出てあげると安心して眠れるだろうって思ってくれたからかしらね~」
「お初さん、そう思いますか?ですよね。私、この指輪にすごい守ろうとか安心させてくれるとかの人格を感じるんですよ~」
「いいわね~。そう思って大事にしてあげるといいんじゃいの~~ね~~」
「はい~」
「あ、お初さん、如意輪さん、小さなお地蔵さん、一緒に味噌汁飲みません?」
「え、いいね~」
「今日はアサリとアスパラとショウガの味噌汁です。調べてみるとアサリはビタミンB12が豊富で、タウリンもいっぱい入ってて、疲労回復、疲れを貯めない成分満載らしいです。梅雨時ってちょっとキツイでしょ。でも、これ飲むといいかな~って」
「はい、では~」
「よかった~慢性疲労ばいばい~ですね~」
「はい~~」
と、いうことで、今日はもろもろでアップ遅くなりました。
お陰様で元気にしております。
では、みなさんも、よい一日をお過ごしください~。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます~。