歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.145お地蔵さんから京文化の奥義を感じるの巻
おはようございます。今日は雨の板橋区です。
午前4時頃からダイレクトメッセージをいろんな方とさせていただき、中身の濃い一日がスタートした感じがしております。
その中身濃い中の一つ。
今回の「歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語」は京都から公家文化の香り高きお地蔵さんに、ワープで飛んできていただきました。
こちらのお地蔵さんも
今回のお地蔵さん調査隊 フェイスブックにて、京都のお地蔵さんをご紹介されていた森 篤さんからのご紹介です。
扉絵にも貼らせていただいてますが、本当に煌びやか。
京都市右京区。京都御所や二条城近くにいらっしゃるお地蔵さんでいらっしゃいます。お公家さんのような豪華絢爛さですね。
普段は、
過去にお賽銭どろぼうや、灯明が原因の火災や、また、お地蔵さんそのものも盗難にあうなどもことも重なって、現在はこのように厳重に鎮座されているのですが、
地蔵盆の前に
一度、お堂から丁寧に取り出され、近所のお子さんたちに洗ってもらい、お色直しをしてもらい、お祭りを迎える準備をされるそうです。
今、子どもたちもいろんな娯楽がある中で参加される人数も減ってきているそうですが、今回は、お地蔵さんがお堂から出され、綺麗にしていただいている様子の写真も送っていただきました。
ホースから出る水で一年の埃を洗い流していただき、
お色直し。
お地蔵さんもとても気持ち良さそうですね~。
さて、私もお地蔵さんの絵を描かせていただき、私にとっての京都の思い出、様々ございますが、その思い出話を聞いていただきながら、京都文化の奥深さをご紹介できたらと思っております。
って?ん?
「はい。おはようshibuさん」
「あ、おはようございます。えっと、絵、実は、金色の線、ちょっと間違ってしまってます。ごめんなさい」
「あ、そうでしたか?そのようなことは気にせんでよろしゅうおます」
(これって京都弁になってますか?難しいですよね~。品があって~~)
「あ、それから、京都文化を自分の京都の思い出から、語れたら、なんて、偉そうなこと書いたのですが、実はちっとも偉そうじゃなくって・・・」
「そうでおますか?よろしいですよ~。京都は奥が深いので楽しみ方も人それぞれ。それでいいのでおます~」(これもあってる?なんか京都弁にして書こうと思うとどんどん墓穴を掘ってる状態ではないか?と思うこの頃。笑)
「それでは、私の京都の思い出~はじまりはじまり~。まずはじめは修学旅行で京都に行き、その時、秋田県では、まだ、マクドナルドが無くって、就学旅行の食事では物足りず、新京極にマックがあって、そこでフィレオフィッシュをゲットして食べたんです。その時、目玉出る位に美味しくって、『なんじゃ、こりゃ~』って叫んだこと覚えてます」
「あれ?京都の食?マック?」
「けど、本当にこんな美味しいの売ってて、都会だな~って」
「あはは。ま、いいでしょ」
「それから、大学生になって・・・バスケット部の先輩となぜか一人だけ一年下の私がくっついて行って京都と神戸に遊びに行きました。それで、京都の太秦撮影場に遊びに行って、、」
「変装したの?」
「いや、、、」
「大八車があって、触れるようになってて、先輩がshibu動かしてみて~とか言うので、合点承知でござるとか言って、うける~とか言って、大八車を少し動かしたり~めっちゃ軽くって笑」
「これも京都文化?ってこと?」
「ま~ま~次京都文化ぽいですから~」
「学生の頃、一年先輩とお付き合いしてました。それで、先輩はある銀行の京都支店に配属になって、私ったら、豆にシンデレラエクスプレスしてて、なぜか、バイトでお金もあったのか、京都に会いに行ってた時期がある~。それで、銀閣寺の前でこんな感じの写真撮ってもらった記憶が~」
「ま、青春ね」
「はい。けど、女というのは、さっぱりしているというか・・・・私も社会人になって、カレにお会いした時、カレは1円あわないことで頭いっぱいで・・・・京都に行っても全然楽しい会話がなく・・・あ、もうダメだわ~ってお別れしました~~~」
「これも青春ね」
「ぐはは。金閣寺より銀閣寺の方が渋いので好きです。shibuだし」
「よくわかんないけど、京都文化の話は?」
「うんと~~~あ、錦小路の出汁巻たまご大好きです」
「美味しいよね~」
「あと、漫画家のくらたよしみさんが、京都造形大学で教鞭をとっていらして、今も?私情報誌やってた時に、同志社大学の学長が秋田出身とのことで取材に伺い、その後、くらたさんがすき焼きをご馳走してくださって、、、、今、思うと本当に遠慮知らずに食べて、お肉もお代わりしちゃって、、、いや~申し訳なかったです。この場をお借りして、とてもご馳走様でした」
「うんうん。京都は美味しいものがいっぱいだもんね~。で、文化の話しは?」
「う=====ん。やっぱり限界かも~。食べてきたことしか記憶にない~~~。我ながら、情けないです~」
「正直でいいんじゃないですか?」
「ですかね~」
「あまり固く考えると、また、ガン細胞も元気になるわよ」
「優しい。お地蔵さん~素敵」
「じゃ、この辺りで、やっぱり、美味しいのを食べていただきますか?」
「は~い」
錦の出汁巻卵と~~~
こちら、今朝、何も入れずにただシンプルに焼いた卵焼きです。すみません。私の卵焼きは本当に味も何もないんですが・・・手作りで、いいかな?って。もちろん、ネットから頂いた画像で申し訳ないのですが、老舗の錦の卵焼きもどうぞ~」
「うわ~嬉しい」
「どっちも美味しい。shibu巻も卵の味して美味しいよ」
「あ、shibu巻とな~。さすが、お地蔵さん素敵。お地蔵さん。私、コロナで京都も変わっただろうなって思ってて、インバウンドの海外の観光客減ったでしょ?東京もほとんどいない。そして県外に行くなとか、行けとか、よくわからないけども、子どもたちの目線も変わってくるのかな?って思っているの」
「と、言いますと?」
「お地蔵さんをお色直しするとかの、身近な昔から大事にされてきた風習が、再び、見直される感じがするんです」
「そうかもね」
「そんな時、京都はすごい。各町にお地蔵さんがいらしゃる。平安時代からのお地蔵さんもたくさんあるのではないですか?」
このようなサイトも見つけました。
また、京都六地蔵のサイトも。
どの六地蔵も豪華賢覧な色使いでいらっしゃいますね。それも不思議です。京都から生まれた地蔵さんたち、地方に行って、かつ、江戸では、このような色使いの地蔵さんは目にした事がありません。そこ、すごく勉強したいです」
「ま、食べ物ばかりだと思ってたら、少しは・・・文化の変遷に興味を持ちはじめましたか?」
「はい。次回、京都のお地蔵さんをご紹介する機会がある時まで、自分の課題にしたいです」
「いいですね~。目標があるっていいです。頑張りましょう」
「はい」
※途中からお地蔵さんに京都弁で話してもらうのが、、、機能不全になって、標準語で記載している点をこころよりお詫び申し上げます。
京も、じゃなくって、、、、今日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
今日もベストで~。
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