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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.55 見返り猫と弘法大師の巻

おはようございます。4月23日の板橋区の朝です。昨日もそう書いてませんでしたか?私、一日、間違えてたみたいです。すっかり、昨日が23日と思っていたのですが、昨日、病院の先生から無呼吸症候群の診察の予約日程調整の電話をいただき「あ、今日は22日なんだ」ってやっと気が付きました。

困った人です。笑

では、いつ、どの時点で私は一日先の日取り意識でいたのだろう?と思うのですが、わかりません。

けど、なんとなくタイムスリップしたような気分で自分のこの経験を面白いな~と思っている超楽観主義の私です。ボケとも言う・・・・。笑

あ、さて、仕切り直しで

本日4月23日の板橋区の朝です。

今日は暖かい感じもして、ずっと窓あけて太陽の動きと空の動きを見ていました。はじめは雲に覆われて見えない太陽もだんだんと登ってきてくれて、光を地球の地面に、この板橋の地面に放ってくれました。

雲も太陽に席を譲るように移動。

そして「太陽が動いているのではなく、地球が自転しているから太陽の光に出逢えている」をイメージしてみました。

すると自分の体が宇宙の一部だって感じ、自然にまた「ありがとう」という言葉が出てきました。いろんな方を思い出しました。私のnoteのタイトルにもなっているエンジェル雲を長崎県佐世保市で撮影した時もそうでしたが「好きな人。嫌いとまではいかないけど、苦手な人。幼い頃に私をいじめた悪ガキ。大人になって、相手方は私をいじめたつもりはないだろうけど、結構苦労のような事になってしまった人。言葉も行動も優しい人。言葉も行動もいじわるな人。言葉は優しいけど、なんだかな~の人。行動は優しいけど、無口な人・・・・自分の細胞。自然の空気・水。人との交流」ま、上げるときりがなくなるのですが、太陽が昇る様子、いや、地球が自転している様子、自分も地球の上にのっかって、のんびりと回っている感覚を味わいながら「ありがとう」と言いました。

それで、

もちろん

泣けました。

正直、感動しました。

生きている。生かされている。空気も美味しい。この時代に生まれてきた奇跡に感謝。

そんな感じです。はい。ありがとうって心から、ありがとう。

さて、ここからは、「歩き地蔵のお江戸面白物語」

では、今回もマップから

昨日は朝ご飯とお昼ご飯が一緒のケチャップライスを食べてから、午後のんびりと出かけようと出かけました。

ちなみに、作って食べたケチャップライスはこちら。

冷蔵庫整理です。豚バラ肉と玉ねぎ、ピーマン、ニンニク、胡椒少々、岩塩とカゴメの普通のケチャップ。上には家庭菜園?の豆苗パラリん。とても美味しかったです。

それで、マップのように歩き歩き、本来は志村坂上付近まで片道40分位かけて歩こうと思っていたのですが、途中で・・・実はあまり綺麗なお話ではないのですが、どうしてもトイレに行きたくなってんですね~~~。ご飯食べて腸が刺激されて、「ぐぐっぐ~~」って。

油汗流し、ふっと後ろの車を見ると「888」と8ナンバーのぞろ目。

あ、八重蔵じい様が「早くトイレにどこでもいいから行きなはれ」と言っていると思い、

目の前の中華料理店に飛び込み、「餃子だけでいいです。一人前お願いします~~~」と

「で、、、トイレ貸してください~~~~」

って、のんびり風の奥さんが

「こちらです~~~」って

「あ、はい」

「奥の突き当りです~~~」って

「あ、はい」

と扉を開けると、そこは狭い廊下になってて、廊下の途中には洗濯機もあって、アドベンチャーの難所。

あ、奥ね~~、奥、奥、、、とやっと辿り着いたと扉を開けると

じゃじゃじゃ~~~~ん。和風便座。

「お~結構足の痛い私にとってのまたまた難所か~」と思いつつ

気合入れて、座った瞬間に

「おめでとうございます。大きなお子さんです。健康的です」

みたいに出産し、めでたし。めでたしでした。

すみません。朝から・・・・

でその後、ふ~って、手をしっかり洗って落ち着いて頂いた餃子がこちらです。

とても美味しかったです。笑 あ、みなさんにはそう見えないかな?違って見えたら、ごめんなさい。

そして、

今日は近場を歩けということだ、と、この事実を受け止め、近場でお地蔵さんと猫さんを探しました。

今回は猫さん、本当にチラっと出てはひゅひゅひゅ~って感じですぐ消える。

すごい、能力です。やっぱり宇宙からの使者は違うな~って思いました。

いろんなお花を各家で綺麗に植えてあって心が和みました。こんなお花を選んで植えて育てている方はどんな方なんだろうと想像して歩くのも楽しいですね。

このコロナ禍の状態での三密禁止の時に、もし、お庭とかあってお花を飾れたりしたら、、、、もしくはプランターでもいいので、お花を植えるとか、いい暇つぶしと言ってはあれですが、

今だからできることの一つなんじゃないかな?と思いました。

私は昭和のアパートなのでできませんが、こうして歩いてお花を見ることができるって、幸せだな~と思いました。

さらに歩き続け、なんだか、ネーミングが古臭い看板が目に止まりました。

「保科家畜病院」

「動物病院でなく家畜病院?けど、ペットとかって書いてある・・・・?牛がペット?ん?」とか思いながら、矢印の先に行ってみると、今は営業していない風でした。

それで、猫さんにも会えないし、な~~~って思ってたら

お寺さんに出逢いました。

日曜寺。

なんだか、いい感じのお名前。日曜のお寺さんか~~~と看板を見ると

宗派は真言宗霊雲寺派で、光明山愛染院日曜寺と号し、御本尊は愛染明王です。
開山は、正徳の頃(1711-1716)に宥慶比丘が小堂を営んだのに始まります。その後、田安宗武(八代将軍吉宗の第2子)の帰依をうけ、等身大の愛染明王像をはじめ多くの仏像や仏画、什器類が奉納され、寺として再興致しました。
現在、山門には独特の草書体で揮毫された額が架けられていますが、これは文化12年(1815)7月2日に宗武の子、松平定信が奉納したものです。太平洋戦争により伽藍や什宝類を焼失した当寺にとって、往時を現在に伝える唯一のもので、昭和60年度に板橋区有形文化財に登録されました。
愛染の語句から縁結びの仏として、また愛染が藍染に通じることから染色業の守り本尊として、古くから信仰を集めています。なお、境内にある水屋の手水鉢や石碑や寺を囲む玉垣は、染色組合の人たちが奉納したものです。(板橋区教育委員会掲示より)

開山は正徳年代に宥慶比丘が当地に小堂を営んだのに始まると伝えられ、享保年間に宥慶比丘に帰依する田安宗武(吉宗公第二子)により伽藍造営、祈願寺として再興された。宗武は等身大の愛染明王像をはじめ仏像、仏画、曼荼羅、什器等を奉納し当寺を深く尊信していた。更に宗武公の第三子松平定信(白河楽翁)も山門の扁額を奉納するなど篤信していた。また愛染明王の十種の霊験と共に、愛染が藍染に通じるところから江戸市中の染色業者の信仰をあつめるところとなり、また愛染の語句から縁結びの仏とされ、老若男女踵を接する縁日も永く昭和20年まで続いて来たが第二次大戦で被災し、わずかに山門を残して堂宇悉く焼失した。その後、昭和45年新本堂が落慶され、次いで昭和51年の書院庫裡の落成を見て現在に至る。
なお被災前迄の本尊愛染明王(1尺6寸)は弘法大師作と伝えられている。(いたばしの寺院より)

上二つの説明文は

猫の足跡より引用です。

と・・・そこでお地蔵さんいらしゃらないかな?と思って山門をくぐると

ここにもコロナの影響が・・・

「愛染明王護摩焚供養会」はすごい人気のある式典らしいのですが、こちらもコロナの影響で中止との掲示がありました。

で歩き歩き。。。。。

あ、って・・・・・

「じゃん。僕ちゃんでしょ?」

「そう、弘法大師様~~~~~」

「僕、お地蔵さんじゃないけど、いいのかな?」

「いいのいいの。この際、弘法大師様で諦めます~~~」

「え、なんだか、僕全然ありがたみない感じじゃん~~~。かの有名な弘法大師様なんだけど、一応・・・・」

「はい。けど、気軽に参加してもらった方が読者の皆さんも硬くならないでいいのかな?って」

「あ、そうだね~。shibuいい事言うじゃん」

「でしょ。だって弘法大師様だってさ、しょせん、人間様だったわけでしょ?」

「そう」

「するとご飯も食べたし、おトイレにも行ったでしょ。あ、さっき、私もトイレ借りて助かったんですけどね~」

「そうそう。僕も旅の途中にいろいろな人様に助けられてきたんだよね~」

「でしょでしょ。そういう身近な弘法大師さん、大好きでっす」

「え、え、えへへ、いい?僕このままでオッケー?」

「もちろんオッケーですよ~~」

「あのさ、僕の秘密言っていい?」

「え、何何?」

「あのさ、落語でさ、高僧がさ、茗荷食べすぎてお代金支払わないで行っちゃった話あるでしょ」

「うん、有名な茗荷宿でしょ」

「そ、江戸時代の話になっているけどね、あれ、元は僕なの」

「へ?茗荷食べさせられて宿代払うの忘れちゃったの?」

「そう・・・・だからさ、本当に忘れっぽくって・・・困るんだ~僕」

「そうなんだ~」

「弘法も筆の誤りなんて、当然のごとくいっぱいやってて・・・」

「ほほほ~」

「けど、なんだか偉い人みたいにしてくれたの。皆さんが」

「すごいですね」

「すごくなんかないよ。日々、反省ばかり・・・shibuの前だから告白するけど、本当なんだ」

「偉くなると大変なんだね」

「そうなんだ。結構大変でもある」

「ご苦労様です」

「はい。どうも~。また来てね~。あっちこっちのお寺さんに結構、僕居るからさ~、気軽に声かけてね~」

「は~~い。ほんじゃまたね~~」

と今回のお地蔵さんとの会話はこんな風でした。

さて、もう一つのテーマ

そうです。「猫しゃん~~~」

やっと会えました。

やはり今回も猫スーパーでの大セール日で忙しい感じだったので、ささっと写真撮影をさせていただき、その場を後にしたら、

「え?もう終わり~~~~~?」

って。笑

見返り猫。

「ミカエルネコキロキロニャンタ

外国人むけの名前はこれさ」

だ、そうです。

板橋区、奥深し。

あ、もう一つ

超有名なパワースポットの「縁切り榎 神社」

病と縁切りたいとか、パワハラと縁切りたいとか、自分の悪癖と縁切りたいとか、絵馬を見ていると人の悩みが結構えぐられて出ている絵馬もあって読むだけで人生相談を垣間見て、妄想の翼が広がるのですが・・・・・・・・

この絵馬も「コロナの間販売しません」って。

お~~~~~い~~~~~コロナくん。

早くバイバイしようぜ~~~。

あ、ちなみに先ほどの弘法大師さん、ちょっといい事言ってました。

「護摩焚きもなくなったけどね。あれは一種のプレゼンテーションなのさ。今はプレゼンテーションとかの形式じゃなく、自分の心がいかに自然の摂理を理解し、いい方向に向かっていると信じきれるか、ってこと、人間が試されているんだ」って。

「そうなんだね~」

ちなみに猫シンジも

「信じるものは救われる~あ~めん~~~」と眠りながら申しておりました。

今日は散文詩的、お江戸面白物語でしたね~~~。

さ、今日も一日ベストで過ごしましょう。

私も今日を精一杯に過ごします。

長くなって、すみません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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