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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.130感動の愛の物語じゃ~の巻

おはようございます。
今日は久しぶりに朝日を拝めた板橋区です。

夜に洗濯機かけて、早朝に干そうと作戦をたててて、実行。昭和のアパートのベランダ?に、昨日、午後から散歩して汗だらけになった衣服と地蔵湯用バスタオル系一式を目覚めと同時に干しました!
この天気だと、note書き終える頃には、スッかーと乾いてくれているように思います!
私は本当に夜明けの時間が大好きで、まだ日が昇らないにもかかわらず、夜明けの予告のように、小鳥さんのさえずりが聴こえだすと、自然・宇宙の連携力を感じちゃって、やはり、自分が朝目が覚めること事態が奇跡だと思えるのです。奇跡だとしたのならば、そう奇跡なのだから\(◎o◎)/!この貴重な1日を精一杯楽しく明るく過ごそうと決意表明して、事にとりかかります。体調がいいと本当に新鮮にことが目に飛び込むし、事が見え、仕方も見えてくると、できる方法で淡々と実行すればいいと思えるので、そこまで行くと幸せな気分で進めますね。

さて、今日のお地蔵さんは、熊本県阿蘇市のお地蔵さんですー!

お地蔵さん調査隊の守田 睦男さんからご紹介いただきました。

ワープマップはこちらです。

こんな感じにワープしてきてくださいました、

では、早速ですが、ご登場頂きましょうかね?

え!早い!
いや、早めにご登場いただき、愛のあるお話をお聞きしましょう。
と、言うことで
お地蔵さーん!

「はい。おはようでナマズ~~」

「え、お魚さんのお地蔵さん?」

「ま、そんな感じでナマズ~」

「あ、ナマズさんなのですね?」

「そうナマズ~」

「なんでナマズのお地蔵さんが?」

「そう思うでしょ?よく見て、僕、だれかさんを抱えているでしょ?」

「あ、そうだね~」

「僕はね。

このような神社に祀られておりまして。

乙姫神社の鯰様とも呼んでいただいてまして~。

その昔、阿蘇の乙姫が外輪山を下ってこの地に来られたとき、清水が高く吹き上がるこの泉が御気に召して眺めておられた。すると、突然横を流れる川が増水して姫を飲み込んだ。村人は驚きと悲しみでおろおろしていると、川下で姫の姿が浮き上がり、そのまま川上に戻ってきた。よく見ると大鯰が姫を背に乗せて運んでいた。姫を降ろすと大鯰はどことなく姿を消したという。村の井戸であったこの泉は大地震で埋まったが湧水は絶えることなく村人を救っている。乙姫さんに縁のある井戸というところから姫井の地名がうまれた。この乙姫神社の姫が大鯰を抱いた石像は、天保10年(1839年)、徳太郎という者が奉納したものである。っていうナマズさんなんです」

「なななんと人助けを、しかも、姫さんを?」

「そうなんです」

「すごい~。このお話を描かねばなるまい」

「描くの?」

「はい。描いてもいいです~~~か~~?」

「ほい。どうぞナマズ~」

「はい~ナマズ~」

「ある時、阿蘇の乙姫さんが、泉から水がコンコンと湧き出る様子を面白く、夢中になってみてました」

「うんうん」

「ですが、後ろにあった堰の水があれよあれよと増水して、姫は水に飲みこまれてしまいました」

「そうそう、それで僕なんだ~」

「そうなのね?」

「うん。あれ?って。その時は、この女の子がお姫様だとか知らなくって、ただ単に女の子が水中で眠っているって思ったの。でも、人間様は確か、水中では呼吸ができないはずって、、、、この考えに及ぶまで、約2秒必要だったけど、あ、大変だ~って、で、ようやく助けようと考えが及び、動いたんだ」

「すごい~閃いて良かったね」

「うん」

「それで姫には、僕の髭にしっかりつかまってね。って、キラキラ光水上に向かって、姫をおぶって、登るように泳いだのね」

「うんうん」

「それで地上に出たら、村人たちが姫を探してて、僕が水上に上げたら、みんな一斉に『お~姫が助かったぞ~』『大きなナマズが背中に姫をおんぶして助けてくれたんだ~』『いいナマズさんだ~』って、おお慶びしてくれたんだ」

「良かったね」

「けど、人間様、ぜひ、お礼をさせてくださいって、できれば、乙姫の警備の部長として、城と姫の安全に尽力いただけないか?給料は今までないくらいの待遇にしますので~って言ってくれたんだけどね~」

「うんうん」

「でもね~。僕が今度は水上だと、息ができなくなるでしょ。で、本当は姫と一緒に居たかったけど、さっさと沼に戻ったの」

「だから、すぐに消えちゃったんだ」

「本当は姫の傍で警備もいいな~と、映画ボデーガードみたいにね~」

「なんで?」

「なんでって、姫、可愛かったもんね~。僕の髭につかまってって、言うと素直に『はい』って、もう胸キュン。その後、姫からも、会いたいってお手紙も頂戴してたんだ~。けど、空気吸えないから~」

「あ、空気読めないんじゃなくって空気吸えないからか~。それは本当に命に係わるものね~。空気読めない位だったら、そうでもないけどね。しかも、溺れる所を助け合う瞬間に恋に落ちたってことは、あれ、ほら、映画のスピードみたいなものね」

「え、何?」

「緊迫している時には男の人は恰好よく見えるし、女の人はか弱く見えるものなのよね~、いわゆるつり橋効果っていうの?」

「ああああ、そっか~。で、生活を続けると、実際は女の方が強かったりして?」

「そのような場合もあるし、イメージのままの場合もある」

「あはは。だよね~」

「でさ、その後、姫とは連絡取り合ってないの?」

「時々、お地蔵さんネットでメールはしているよ」

「そうなんだ~。じゃ、姫と一緒に、お土産を味わってほしいな~」

「何々?」

「浅草の老舗、亀十のどら焼き」

「ドラ闇?」

「ちがう、ちがう、どら焼き。東京三大どら焼きなんだって。ほら~」

「なになに?この黒いような茶色いような・・・」

「あんこっていうのよ。たっぷり詰まっている」

「鮟鱇?あん肝は大好きだよ~」

「じゃなくってスイーツなの」

「へ~」

「ね。姫と久々にスイーツしてみない?」

「え、え、え、スイーツ~~~~。いいかも~」

「オッケー、じゃ、姫さんも一緒に~」

「姫、美味しいね~」

「ナマズさん。美味しいです」

「良かった。喜んでいただいて。実はナマズさんをご紹介くださって守田さんはナマズはカエルを食べると聞いてて、カエルのフランス料理もいいかな~って思ったんだけど、実際、私、食べたことないし、、、、推薦できないな~って笑。それで、昨日食べた、このどら焼きが最高に美味しかったので、こっちにしたの。

今日もこのサイトを貼ってしまう~~笑。」

「へ~~~。すごいんだね~。特別にワープだと、人間様の食事もとれるって今回わかりました。これから、姫とスイーツもワープだとできるんですね」

「ナマズさん、姫とデートしてくれるの?」

「うん。ワープでね」

「ありがとう。これでやっと、ナマズさんとの恋が叶うのね~」

「僕もワープを知って良かった。乙姫さ~ん。大好き」

「ナマズさ~ん愛している~」

ハグハグ。ぶっちゅ。

あ、これ以上はお見せできません~~~。

今日もハッピーエンドで良かったです。

今日は最高にいい天気なので、ちょっと遠くに散歩して地蔵湯で体を温めて元気でいたいです。

皆さんも最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、よき一日をお過ごしくださいませ~。

ありがとうございます~~。

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