【6/28更新】表現の自由を守る候補予定者一覧(2022年夏 参院選)
はじめに
よろしければ「#表現の自由を守る参院選2022」のハッシュタグで拡散して下さい。
追加・修正希望や、ご意見などありましたら、コメントかこちらのTwitterアカウントまでご連絡ください。
この一覧の作成者は日本維新の会を支持しているため、石井苗子さんや松浦大悟さん、加来たけよしさんをおすすめはしますが、記事自体にそういった偏りはできる限り排除しております。
情勢分析や当選予測は下記の記事で行っており、随時更新中です。
【6/19追記】諸派を含め、多くの候補が表現の自由を訴えていますが、情勢が極めて厳しいと思われる候補については、大変勝手ながら割愛させて頂きました。
記事公開当初に「はじめに」に記載していた内容は、事前運動と誤解される恐れがあるとの指摘があったため、こちらに移動しました。
全国比例
自由民主党(自民党)
・赤松健(新人)
週刊少年マガジンで「ラブひな(累計発行部数2000万部)」「魔法先生ネギま!(累計発行部数2600万部)」などを連載してきた、有名マンガ家です。
表現の自由に関する活動で代表格とも言える山田太郎参議院議員(自民党)と政策面や選挙戦でもタッグを組んでいます。
日本漫画家協会理事でもあり、有識者として内閣府や文化庁の委員会や、世界各地のコミックフェスなどに登壇されています。
今回の参議院議員選挙で、最も注目される候補の一人です。
Twitter:https://twitter.com/KenAkamatsu
・ふじすえ健三(現職)
マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟(MANGA議連)に所属し、コンテンツ産業の振興や表現の自由を守る活動に力を入れている議員の一人です。
最近の実績としては、コミックマーケットを中心に、コロナ禍で開催どころか継続すら危ぶまれた全国各地の同人誌即売会の継続を支援し、「文化芸術活動の継続支援事業」における持続化給付金を同人誌で使えるようにした他、同人誌即売会をGoToキャンペーンの対象とする施策を行いました。
Twitter:https://twitter.com/fujisue
立憲民主党(民主党)
・辻元清美(前衆議院議員)
衆議院議員として全国的に有名な議員の一人でした。
旧民主党時代に、党内の反対を押し切り、党方針として創作物規制を削除することを正式に決定するなど、10年以上前から表現規制に反対しています。
落選中には若者支援の現場を回るなど、表現規制ではなく現場を優先する姿勢を示しています。
最近は表現規制反対についての発信は少ないものの、2021年にアニメ・マンガ・ゲーム等の表現規制は民間に任せるべきと回答しており、現在も政策は変わっていないと思われます。
Twitter:https://twitter.com/tsujimotokiyomi
・くりした善行(新人)
東京都議会議員を2期務め、10年以上前から表現規制反対運動に携わっています。
2010年に東京都が表現規制を行おうとした際、最前線で反対の立場で活動を行った他、コロナ禍やオリンピックに関連した東京ビックサイトの使用制限反対にも取り組み、表現規制反対派として最も有名な地方議員の一人でした。
その他、同人誌即売会にサークルとして参加しており、コミックマーケットでの街宣にも参加、Twitterでも表現規制反対に関する積極的な発信を行っています。
Twitter:https://twitter.com/zkurishi
日本維新の会(維新)
・石井苗子(現職)
俳優やキャスターとして30年以上活躍し、全国的に知名度のある議員の一人です。看護師や英語同時通訳者としての顔も持ち、テレビドラマや映画などに出演し、作品を作ってきた当事者でもあります。
言論の自由や創作物の過度な規制に反対する「#表現の自由を守るための約束」に賛同しており、最近もマンガ「月曜日のたわわ」新聞広告を擁護し、改めて表現規制反対の政策を発信しました。
また、コスプレイヤーとしても知られており、コミックマーケットにも度々参加されています。
Twitter:https://twitter.com/ishii_ishin
・松浦大悟(元職)
ゲイであることを公表している「オープンリーゲイ」として、LGBTQ+の問題を当事者の立場から発信してきた元参議院議員・アナウンサーです。
落選中もTwitterやWebメディアなどで表現規制反対を積極的に発信されていました。
参議院議員の在職時代は表現規制反対派として、最も有名な国会議員の一人であり、非実在のアニメキャラクターを取り締まる法案を阻止し、実際の被害者救済を呼びかけています。
Twitter:https://twitter.com/GOGOdai5
国民民主党(民主党)
・たるい良和(元職)
衆議院議員と参議院議員を共に経験しています。また、元々ゲームやアニメ・マンガ販売の会社を経営していました。
「やったるい!」のワードやファッションなど、独特のセンスが知られており、2013年に落選して以降も、SNSなどを通じ積極的に発信し、ゲーム雑誌「ファミ通」に記事を寄稿したこともあります。
主要政策にも、「エンターテイメント立国 (表現の自由を守る!:専門エリアの確立)」と記載があり、コミックマーケットでの街宣にも参加しています。
Twitter:https://twitter.com/tarui_yoshikazu
日本共産党(共産党)
・にひそうへい(前職)
参議院議員在職時代に、日本国内のアニメ・マンガに関する誤った情報が国連の特別報告者から通告された際、国会内でイラストなどの架空の表現を児童ポルノと結びつけるのは誤りであると主張し、山田太郎参議院議員と協力して表現規制に反対した実績があります。
Twitter:https://twitter.com/nihi_souhei
選挙区
東京都
・荒木ちはる(新人 / ファーストの会 / 国民民主党推薦)
東京都議会議員。会派(都民ファーストの会)として東京都知事から「東京都は科学的根拠に基づかないネット・ゲーム規制は行わない」という答弁を引き出し、東京都でのゲーム規制条例成立を阻止するなどの実績があります。
言論の自由や創作物の過度な規制に反対する「#表現の自由を守るための約束」に賛同しており、コミックマーケットでの街宣にも参加しています。
Twitter:https://twitter.com/araki_chiharu
岡山県
・小野田紀美(現職 / 自由民主党)
今回紹介している候補者で唯一の30代で、ゲーム・CD制作会社に勤務経験があり、自身のホームページのトップにも「日本文化・表現の自由」を政策として掲げています。
与党議員としてMANGA議連への働きかけを行っている他、勉強会や所属委員会で「漫画をはじめ2次元を犯罪の要因としないでほしい」などの発言をし、規制派の議員への反論を行っているなど、積極的に表現規制反対の政策を発信しています。
Twitter:https://twitter.com/onoda_kimi
その他
こちらには、表現の自由に関して表立った活動経歴はないものの、アニメや映画、ライブ、アートなど、エンターテイメントに理解があり、不当な表現規制に反対の意思を示している候補予定者を紹介しています。
東京都
・松尾あきひろ(前衆議院議員 / 立憲民主党)
弁護士として、出版社やメイドカフェ、アニメ制作会社、撮影スタジオYouTuberなどの代理人を務めた経験がある他、Twitterで「ゆっくり茶番劇」の商標問題に触れ、見解を示したこともあります。
「アニメや漫画だけでなく、 全ての表現を守っていきます。」とツイートしています。
Twitter:https://twitter.com/matsuo_akihiro
埼玉県
・加来たけよし(新人 / 日本維新の会)
声優ユニット「μ's」のファンを公言しており、政治的なイベントではなく、個人の趣味としてコスプレを楽しむ様子をTwitterで公開しています。
表現の自由に関して「弁護士として、その重要性は十分に理解しておりますし、アニメ・マンガ好きでもありますので、不当な制約、不合理な制約については断固として反対していきたいと考えております。」としています。
Twitter:https://twitter.com/Kaku_Takeyoshi
全国比例
・要友紀子(新人 / 立憲民主党)
セックスワーカー(性的なサービスとして提供する事を仕事にしている労働者)の健康と安全のために活動する団体「SWASH」の代表として、20年以上活動されてきた方です。
また、「マンガはCSEC(子どもの商業的性的搾取)ではない」と長年主張している他、昨今強まるセックスワークへの規制に強く反対しています。
Twitter:https://twitter.com/kanameyukiko
・大島九州男(元職 / れいわ新選組)🆕
元参議院議員で、在職時代(当時は国民民主党)に、著作権侵害コンテンツを問題があると知らずにダウンロードした場合に罪に問われるかが議論された、いわゆるDL違法化問題について、クリエイター側の視点に立った対応を行った実績があります。
Twitter:https://twitter.com/oshima_kusuo
一覧は、2022年夏の参議院議員選挙まで、随時更新中です!
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