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再び鳥取、山陰はまだまだ元気だ!
鳥取は評価依頼案件が意外と多い場所だ。東部の鳥取市から西部の米子市まで東西長い山陰の県だからか? しかし鳥取はやっぱり近いようでちょっと遠い。
倉吉に電車で向かう。上郡より智頭線を北に登っていく。
山あいを走る列車の力強いエンジン音に元気づけられ、山陰を目指して北へと上っていく。残雪が車窓から見える。今日が天気で良かったとつくづく思う。
山あいの里、宮本武蔵のふるさと・大原駅やピンクのハートをモチーフにしたモニュメントがある恋山形駅を通り、智頭駅にたどり着いた。
ところどころに雪が残る街並み、民家や店と森との距離が近い。冬の厳しい生活が想像できる。ここにも確かに営みがずっと続いてきたはずだ。
鑑定する者にとって雪の降る日は辛い。対象不動産が認識しづらくなるからだ。長くこの仕事を続けているが、幸運にも雪の日にほとんど出くわしたことがない。ありがたいことだ。
3時間余りで倉吉に着いた。
「朝、大阪は晴れだったのにこちらは雨ですね。」女性のタクシー運転手に声をかけた。
「すいません、山陰の天気は変わりやすいんで。冬はほとんどこんな感じですよ。」彼女は申し訳なさそうに話してくれた。
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倉吉の仕事が終わり、急いで鳥取に向かう。
雨がやみ空が少し明るくなったせいか、街の雰囲気も華やかに映った。
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以前来た時と違い、市役所は駅前に移転していた。スターバックスもできたんだ! 若者の姿も多い。何だかこちらもウキウキしてくる。
どこからか、童謡「ふるさと」のメロディーが流れている。
いい雰囲気だ。仕事にも精が出る。
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昼飯は地場の海産物・アジフライとカキフライ、シジミの味噌汁の定食、温かくて美味い。
山陰は暗いようで決して暗くない。
高速道路網も整備され物流産業も集積している。まだまだ元気だ。
鳥取はもっと良さをアピールしてほしい。それだけの潜在力は十分ある。