琵琶湖のほとりに別荘地
滋賀県大津市、琵琶湖北西部沿岸には企業の保養所や別荘地が連なっている。時代が移り一時のブームは減退し色褪せた状況に変わりつつある中、今般別荘地の鑑定評価依頼を受けた。
昔の栄華の面影を残す周辺地域を散策した。
明智光秀を始め兵どもの栄枯盛衰をしのぶ地も残る琵琶湖沿岸には、由緒正しい寺社仏閣も多い。
そんな中、近年この地を購入しようとする人々の多くは現役を引退した富裕層。セカンドハウスとして都心からほど近いこの地を選ぶのだろうか。
寄せては返す波打ち際に立ち、はるか対岸の近江富士を眺めてみる。
日本一の湖、琵琶湖の雄大さに感服しつつも
対面の陸側に目を移すと比叡山がすっくとそびえ立っている。
湖西線は高架線で踏切もなくスピードが上がりすぎる感がある。
少し急ぎすぎやしないか、もう少しゆっくり生きてみるのもいい。
もうちょっと仕事を忘れ、ここで雄大な自然を満喫させてくれ。