冬歌

冬なので、暗い歌を歌います。

人生の凍えし冬に、陋屋の蛍光灯よ淡く輝け
恋などと、若人はまた溺れ散る、寂しき冬の路地裏の闇
凍えし道、業背負う僧は通りすぐ、もっと歩けよ、さらに凍えろ
マッチ擦り、幸福な日を灯すなど、野暮さ苦しめ、もっと苦しめ
復讐とか、怨嗟すら燃えぬ、冬の日に、我に蹲る、泥の寝床で

コメント、待ってます。

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