一本松の2024年4・5月の大喜利はこんなだ。
すっかり、6月にも慣れた頃ですね。
今年は6月になった直後に「今年も半分おわった」とか言い出す人を見なかった気がします。人類が進歩したのかもしれません。
今回は、前にまとめたこれのその後だと思ってもらえればと思います。
それでは、ゆるりとまとめていこうと思います。
明らかな後輩が現れ出した
大会に出始めたのが今年に入ってからなので麻痺してましたが、初の生大喜利をしてから9ヶ月くらい経ちました。
会の合間に話をしてると自分より後に生大喜利を始めていたりしますし、4月には虎猫さんの「はじめの一歩」もあったので、そこで種が芽吹いたプレーヤーもいます。
同じ趣味で楽しめる仲間が増えることを喜びつつ、いよいよルーキーイヤーの終わりが見えてきた感じがします。
今年に入って大会に出はじめた＆何回かいい感じの会を体験したからこそ思う、初心者より目線での「これから大会に出るぞ」「出ようと思ってるぞ」って人かた向けの、気持ちの持ちようアドバイスみたいなnoteも書ければいいなと思ってます。
各所から認識されるプレイスタイルが固まってきた
前回、「見えてきた」くらいに書いてた（はず）のプレイスタイルですが、俺の大喜利を何回か見てくれた人も初めて見る人も近い言葉で評してもらえるようになりました。
まさかそれが「正統派」「まっすぐ」と言った言葉になるなんて、大喜利界隈に足を踏み入れた時には思ってもいなかったですが。
参加する会の数が増え、ブレずにできること・好きな大喜利を続けてこれた1つの結果であり、（これからどうなるか分からないですし）1つの過程だと思っています。
誰から褒められても嬉しいけど、ぺるともさんのこのツイートは震えたな…
一本松さん噂には聞いていたけどめっちゃ面白かった、お題の芯を突ける人かっこいい
— 二個目 (@perunikome) April 7, 2024
最近は新規プレーヤーが増えているものの、正統派寄りな人は割合としてかなり少ない（らしい）こともあって、界隈の波に乗れてる感じはあるので、行けるとこまではこのスタイルで歩みを進めたいですね。
チーム戦の大会がある時に「こいつを呼んでおけば土台がいい感じに固まるだろう」と思ってもらえるくらいの大木になりたいですね。
回答に人柄が出るプレーヤーに憧れる
正統派とは言ってもらえている反面、答え方も含めた回答に人柄が出てない気がしたので、それが武器になっている人達（俺判断ですが）ってすごいなと思い始めました。
これを書いてる途中、その点に関しても嬉しい言葉がもらえたのですが、6月に入っての話なのでまたの機会にまとめます…
たくさんいるのですが…ニセ関根潤三さん・三ル貝さん・へオンキさん・tooolさん・俺ランさん・いなかさん・ぜあらる。さん・くま骸さん・あくたさん…などなどには最近、仁を見せつけられた気がしてます。
あと、これはぱっと浮かんできた視点じゃなくて、あかね噺の10～11巻くらいを読んで考えた視点だと思ってます。
すごく好きな漫画なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
対戦型で勝てることが少し増えてきた
前回のまとめを書いた時点だと、大会とか対戦型でいい回答は出せても全然勝てない状況でした。
が、サンダーロードで手応えを掴みつつ、1d100giriでは勝率5割にまで持っていけたので、苦手意識は多少うすくなってきました。
これまでに対戦した皆さん、本当にありがとうございます。みんな強かったです。
しかし、対戦のマインドは上手く作れない
直前と矛盾する気もしますが、とはいえ対戦する時の気持ち作りってのはなかなか難しいものがありますね。
俺は「勝つぞ」より「ウケるぞ」「楽しむぞ」のメンタルで臨んだ方がいいタイプなんだろうな…と思ってます。
変に力んじゃうとスピードも精度も落ちてヒドい気がするので、その辺の心持ちはもっとうまく整えられるようになっておきたい。
あと、お題の要素を取り合うスタイルだからか、タイマン形式はだと進むべき方向を決めづらくて苦戦しちゃいますね…課題だ。
ボケルバタイマントーナメントも回答の方向が全然定まらなくてキツかったです……(笑
セルフしがみ＆思い出し解説集
ここからは自分のいい時を思い出しつつ、自己紹介代わりに見せることにも使える、一挙両得的なセルフしがみをしていきましょう。
個人的に気に入ってる・会場のウケが良かった・その両方、などの理由で記憶に残ってるものをピックアップしてます！
ちなみに、天下一予選の回答は別記事でまとめてあるので、こちらをご覧いただけると幸いです。
■お題
▼回答
その日に俺が当たった1問目で緊張してたこともあり、やってる時は無我夢中で反応が聞ききれてなかったのですが、周りの反応や公式しがみで褒めてもらえたものたち。
考えすぎず、ドラえもんがちょっとおかしい状態を考えられたのはよかったし、劇場版なら壊れるのもありえるのが伝わってよかった。
■お題
▼回答
催眠術師のそんなシーン見たことないけど、絶対にないとは言いきれないラインを攻めれて、バシバシと長打性のある回答を出せた（気がする）お題。
絵回答の時は鳥肌立つくらいウケた記憶があるし、マジックタイムではそこまで誰も触れてなかった服装がイジれてよかった。
催眠術師は無駄に煌びやかなスーツを着て欲しい。
会の後にぺるともさんがこのお題での回答全般を褒めてくれたことが嬉しくて浮かれてたのですが、よく考えたらぺるともさんも横並びにいたはずなので、「強い人って、周りの回答もしっかり聞けているんだな…」と思いました。
■お題
サンダーロードで6周のうちに1回現れる即席タッグお題。その日に初めてお会いしたギトウさんと組むことになりました。
▼回答
で、やりはじめたらめちゃくちゃうまく行きまして、手応えとしては3打席3ホームラン。
ネットミームとしての祠の扱い方を全く心得ていなかったので、前半はギトウさんにおまかせしてました。（マジでありがたい…！）
1答目はお題の要素を知らなくても使えそうなオチを思いついたので、「とにかく酷いことを書いてください」とお願いしたら【老害】を出してくれて最高だったし、あとの2つは先に前半を書いてもらって俺が合わせていたのですが、「こういうのどうです？」って見せたら2つとも『いいですね！』って笑顔で即答してもらえたので自信を持って出せました。
特にセーブポイントの方は、終了後にかなりいろんな人から褒められて高まりました。
■お題
▼回答
会場がザワついたくらいのノンモラルお題だったのですが、その中の1答目で現実にはありえないけどリアリティとしてほどよい回答が出せてよかった。
個人的にも存在しないワード系で気に入ってるし、同じチームの横並びにいた羊狩りさんがめちゃくちゃ笑ってくれてて嬉しかった。
サンダーロードは個人的にお題と上手くハマって調子が良かったこともあり、すごく楽しく戦えました。
初めて会う人もたくさんいた中で、インパクトを残せたな…とこれまでにないほどの手応えを感じた日でした。
■お題
▼回答
最後に2024が付いたことでお題の複雑さが増している気はするのですが、俺としては「時事と絡める」がお題に寄り添う最適解かな…と思って出した2つ。
特に水原一平はまさにホットな時期だったので、自分としても見つけた感はあったし、場もかなりウケてよかったです。
■お題
▼回答
ワイパーを持って楽しそうなおばさんが言いそうなこと路線で思いついたヤツ。
いつもはあまりやらないタイプの回答かもしれないけど、かなりウケて嬉しかった。
序盤に軽い感じで出せたのもよかったかも。
■お題
▼回答
いろいろ考えてるうちに楽しくなってきてこの絵回答ができたんですけど、車のCMで見る光景だし、まくらでそれやっても意味ないし、このためにでかいまくら作るのも変だし…と要素がうまく掛け合わさってウケにつながった、お気に入りの回答です。
■お題
▼回答
「美容院に行く」だけにせず、髪を切ったりするよりもトリートメントにした方が、乙女の本気感が出るかなと思ってやってみたらいい感じに。
国会でもいいけど、より首脳っぽさを出すためにサミットにしました。
この時、他の参加者が遅れててスタッフの石田さんと2人で大喜利してたんですけど、かなり笑ってもらえてよかったです。
■お題
▼回答
たしか、この日のラストお題・ラスト回答だった気がします。
完全に楽しくなって歌い始めたけど、旬の曲だし数日前にファーストテイクも上がってたしで、その場にいた人がちゃんと曲を認知してたからウケてくれた。
ファーストテイク観といててよかった。
■お題
▼回答
どう攻めようか迷ったお題だったんですが、ビュッフェとバイキングの違いという多くの人が抱えてそうな疑問に触れつつ、変な言葉を作れたのがよかった。
朝ビュッフェはしろやまさん主催で、普段は大喜利会にあまりいない社会人お笑いの方々も参加していたり、写真の通り「大喜る人たち」スタイルでの回答だったり、会場内にあるお題から好きなものを選べたりと新鮮で楽しい会でした。
■お題
▼回答
正統派のあるあるで攻められてよかったし、これがウケたってことは一緒にカラオケ行ったことない人たちも履歴は見るんだな…と感じました。
■お題
▼回答
芸人さんを固有名詞で出す回答が増えた中で、マヂラブの印象的なシーンを取り上げての回答。
少人数めだったわりにはどよめきめいた反応が返ってきたので、最高に気持ちよかったですね…
今思うと、回答に「武器を持ってるので」とかを付けず、その場にいる人が、武器を持った漫才師を想像しきれている前提で回答できたのが回答のリズム感やキレにつながった気がしてます。
最近はこの、うまいこと説明を省略することに楽しさを見出してます。
■お題
▼回答
最初はギャル×カス×プリクラの3要素でムズいな…と思っていたのですが、カス×プリクラの2要素にしたらうまいこと考えられらようになりました。
鳥羽一郎のフレームはギャルを振りに使いつつ、流人さんから「なんであるんだよ」という狙い通りのツッコミがもらえて、かなり上手くいった回答でした。
■お題
▼回答
たぶん、IKKOお題に当たるのは初めてで、ここまでIKKOさんのことを考えた数分間はなかったと思います(笑
これはやっぱりベタ要素から少しズラした所にフォーカスすることで、ちょうどいいリアリティを出せたのがよかったのかなと感じてます。
IKKOの「んやだ♡」って、スギちゃんでいう相槌の「なんだぜ、なんだぜ？」みたいな味がありますよね。
■お題
▼回答
（絶対にあるな、このシーン…！）と思いついた時に文字だと分かりづらいし、絵にすれば絶対にウケると信じて、やや時間をかけて仕上げた回答。
想定以上にウケて、対戦でのリードを奪えましたが、その後がうまく続けられずに負けちゃいました。
■お題
▼回答
シンプルに2要素をしながらの言葉遊び。
表現とか構成でもう少し仕上げられるかな…と思ってはいたけど、休憩時間に褒めてもらえたから良しとしてます。
■お題
▼回答
お題を見た時に「人間を連れてく」要素は絶対に使いたいと思いつつ、どんな人がいいか考えた結果がお花屋さんでした。
で、さらに「激ヤバ」をつけて強められたのもよかったですね。（あまりやらないことをしましたが、上手くいった気がします）
■お題
▼回答
これもさっきの「説明を省略した」パターンで、全く農家の話をしてないのに、参加者の頭の中で【野菜は採れたてがいい】みたいなことと繋げてもらえてよかったやつです。
個人的には伝わらなくても仕方ないと思っていたので、ウケた時は気持ちよさがありましたね…。
こういう回答をもっとやっていきたい。
■お題
▼回答
久しぶりに感じの表記でうまく遊べた回答。
ちょっとカッコつけてるくらいが鼻につくかな…と思って出したけど、その感覚が他の人と共有できててよかった。
■お題
▼回答
寿司屋×バカ、くらいの考え方でやってみたら出せた回答たち。
縁側の方は、お題でスシローをオマージュしてるけど回転寿司とは書いてなかったからこそ、出せた回答かも。
お題で上手に幅を持たせてくれると、こちらも遊びやすいですね…！
皿の方は、ボードに円をたくさん描いてる時間が楽しかった上にウケたのでよかったです。
おわり
4・5月はそれまでよりも、大会によく出るようなプレーヤーのみなさんといっしょに大喜利ができた期間になった気がします。
俺としてもいろんな会に参加できたので、回想し始めたら好きな回答・ウケた回答が想定よりもたくさん出てきたので、1段階上の面白い人になれた気分で楽しかったです。
次はできれば、1ヶ月ごととかでまとめちゃってもいいかと思ってますが、その時々の気分で決めてこうと思います。
もしよければ、ここにあるもの/ないものを問わず、好きな回答があったら教えてください。
俺が、嬉しいので！
それじゃ、また。
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