抱えているものの大きさ


どうも、塔上あかめです。

私は、緑黄色社会さんのMela!という歌が好きです。
いろいろ解釈はあると思うのですが、わたしは純粋に尊敬している人をすごいすごいと崇め奉って、勝手に自分の中でヒーローなんかにしちゃって、でもそのヒーローの内側はものすごい圧力や壁を乗り越えるためにできた傷でいっぱいになってしまっていることに気付くそんな歌なのかなーと思ったりします。


ヒーローは、自分の中で1人だけいます。
いつでもまっすぐで、努力を怠らず、自分の信念に従って突き進める強い人物。わたしは彼の背中を見ていると
なんだかあったかくなって、自然と明日も頑張ろうっていう気持ちになれちゃったりする。
もう、私にとっては私の世界を代表する国民的ヒーローみたいなもの。


でも、ふと、その人はうちにある闇みたいなものを見せる時があるんです。普段はほとんどそういうものを感じ取れなくて、わたしが欲しいもの全て持っているように錯覚してしまうのですが。

この前は孤独が不意に襲って、どうしようか不安になると言っていました。ヒーローにとって生きがいであるお仕事もやめようと何度も思うと言っていました。

当たり前なんです。ヒーローだって人間。全知全能の神でもなければ、何人もの敵を倒せる強い人物でもない。わたしは恥ずかしながら、その話を聞いた時、驚いてしまいました。

わたしはこう思うようにしています。
ヒーローはその弱い部分に打ち勝てるように、自分なりの目的や信念を持って、進んできたんだと。だから、ヒーローのように強く、誰かに影響を与えられているのだと。抱えているものの量が違うんだろうとわたしはそう感じました。


こんなわかったようにその人について話していますが、たぶん一ミリもその人のことはわかっていないんだろうなぁ。この人実はこういう人だったんだといつもその人が話しているのを聞くたびに新しい発見があるので。

人って本当にわかりません。
でも、ヒーローみたいな人が1人いるだけで、わたしはなんだか辛い時も助けられる気持ちになるのは本当です。


塔上あかめ

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