ダウ90000のはなし

noteをやっていて注意することは?と問われたとき、
それは自らが大好きなコト・モノについて書くことだと答えるだろう。
愛は伝わっても客観性がない文章は読みづらく、見返したときに一番恥ずかしい。書いているときはあんなに楽しいのに…。

分かっていても書かずにはいられない、それが好きなコト・モノ。
今回はダウ90000、最後までぜひお付き合いください。

1. ダウ90000ってなに?

2020年に旗揚げされた8人組ユニット。メンバーには主宰の蓮見翔、園田祥太、飯原僚也、上原佑太、道上珠妃、中島百依子、忽那文香、吉原怜那が名を連ねている。「M-1グランプリ2021」で準々決勝に進出し話題となったほか、12月にはTBSラジオ「24時のハコ」で同月のパーソナリティを務めた。

ステージナタリーより引用


この園田さん(手前一番左)の顔がなんかちょっと個人的にツボ

主宰である蓮見さんが各所のインタビューでコメントしているように、あくまでも彼らは「8人組」であり、芸人や劇団といったカテゴライズは望んでいない。そんな旧来の枠組みを軽やかに越境する、ある意味超言語化しにくい集団だ。そんな彼らは結成僅か2年でABCお笑いグランプリで決勝に進出、M-1でも準々決勝に進出するなど頭角を現している。昨年末には全員バイトを卒業し、ダウ90000として生計を立てられるようになったというのも凄い。

2. ダウ90000の何が好きなん?

※ここからの文章はあくまでも批評ではなく素人の感想であり、何かを論じたり、分かったふりをしようとしている訳ではないことをご留意ください。

① 「言葉が分かる」おもしろさと8人の演技力

ダウ90000との出会いは「ピーク」というコントだった。たまたま再生したこのコントをきっかけにファンになった。

2人の男女の会話から展開されるストーリー、おもしろいだけじゃなくて、なんかドキドキしたり、こんなのありそうだな―って思ったり、今まで見たコントとは感情の振れ幅が全く違っていた。

そしてコントの中で登場してくる言葉の意味がちゃんと分かる嬉しさ。今までの芸人さんの例えって正直分からないものの方が多かったのに、ちゃんと分かる。「愛がなんだ」「フジファブリック」「花束みたいな恋をした」「クロノスタシスって知ってる?」とか。同世代がコントを作るとこんなに面白いんだというのを初めて実感した。

友だちにダウ90000をおすすめするときにまず見てもらうのはこのコント。このコントで出てくるワードは多分多くの人にとっての共通言語。「ピーク」でいまいち分かるワードがなかった人はこっちを見て欲しい。

② 「8人組」であるということ

8人組であること、それはそれぞれの解像度が上がっていくともっと好きになっていくこと。今までコンビとかトリオでも各個人を掘り下げていくと面白かったのに、それが8人もいるとなるとお腹いっぱい。昨年の冬にあったダウ90000のドキュメンタリー「耳をかして」やYouTubeで配信されているダウ90000900000000などこの人こんなこと考えてるんだみたいなことを知れる機会も多い。

ダウ90000900000000でのおすすめ回。みんなでitoをする回なのだがメンバーの個性が凝縮されている気がする。ダウにハマりそうって人はこれを見てしっかりハマってください。

ノスタルジックじゃんけんという企画もかなり好き。共通言語を持っている世代がやっているからこそ面白い企画。ダウ感があって何回も見てる。

3. ダウ90000の好きなコント挙げていくだけ

コント「独白」、まさに演劇とコントを掛け合わせたようなコント。8人だから出来るまさにダウにしか出来ないコント。
ABCお笑いグランプリの決勝で披露した作品なのだが、ぜひ色々と調べてみて欲しい。サムネイルの「コント」が大きい理由が分かるはず。

独白の「コント」が大きく表記されている理由が分かった後に見て欲しいコント。笑いとして昇華出来るの凄いよね。

タイタニックも大好き!
展開だったりワードだったり見やすいし分かりやすい。
個人的には「浪人」でもハマらなかった人への最終手段みたいな作品。

気になるやつ、是非見てみて!
ダウの皆さま、これからも元気に頑張ってください!!
応援してます!!

おわり

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