わたしが消滅すること。

わたしはわたしが消滅したと思う時がたまにある。

沢山の人に囲まれている時、
映画を観ている時、
バイト先で嫌なお客さんの対応をした時。

わたしは沢山タイミングを見計らって
わたしの中のわたしを完全に消滅させる。

時に誰にも気づかれず、
時に忘れ去られることを願いながら。


わたしは明日を上手に生きるために、時々わたしを消滅させる。


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