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【広島】平和記念資料館🕊️

ふと思い立って広島旅行へ行ってきました!
ずっと行きたかった平和記念資料館
ここで感じたことを少し皆さんと共有できたらと思います。



私が1番印象に残った展示物。
それは母から子へと送られた手紙。

広島市HPより引用

この手紙は原爆により亡くなった八尾春子さんが、娘の咲子さんへ宛てた手紙です。
幟町国民学校生徒であった咲子さんは、学童集団疎開先でこの手紙を受け取りました。
春子さんは原爆により自宅で被爆。
そして1998年に咲子さんの兄、八尾洋二さんによりこの手紙は寄贈されました。


皆にかわいがっていただけるような
よいこになってくださいね。
もう泣き虫じゃないでしょうね。

かわいい咲子ちゃん
母より
さようなら

この文章が目に焼き付いて、しばらくその場から動くことができませんでした。
大丈夫と言い聞かせながら、どんな気持ちでさようならと書いたのだろうか。
どんな気持ちで咲子さんはこの手紙を読んだのか。
それを想像すると胸が苦しくなります。

そして、おそらく形見としてずっと大切にしてきただろうこの手紙を、洋二さんがどんな思いで寄贈してくださったのか。
その意味を考えると涙が止まらなくなりました。


この日感じたことをここで全て伝えることは、とてもできそうにありません。


現在もアフガニスタンやウクライナでは戦争が続いています。
それぞれがそれぞれの正義のために戦っている。
でも本当は誰もが、戦争が正しい手段ではないことを理解しているはずなんです。

私たちは幼い頃に大人から「みんななかよく」ということを教わってきたはず。
なのに何故大人になるとそれができなくなってしまうのでしょうか。
大人になるって、ひと対ひとってとても難しいですね…


平和の象徴と言われるまでの復興力を見せた広島。
広島の人たち・日本人の強さに、ただただ感動するばかりです。

罪のない人たちが犠牲になるなんて絶対あってはならなかった。
だからこそこの犠牲を無駄なものにしてはいけない。

当時の人の努力や、それを残そうという今日までの努力があるから
ここに来ることで現在を生きる私たちは、
平和とは何か。
戦争とは何か。
を知り、考え、学ぶことができます。

なんでもない私たちにできることは少ないけど、過去を知り理解することに必ず意味があると感じます。

そう思って今回、微力ながらこのお話を共有させていただきました。


最後に
原爆でお亡くなりになられた方たちのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして今日の日本をありがとう。

おしまい。