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私と80万人に1人の難病
私が倒れたあの日から、約5カ月が過ぎた。
自分で言うのもなんだが、だいぶ波瀾万丈な人生だと思う。
まずは、私について説明する。
私は現在18歳で、17歳からイギリスの大学に留学している。
高校は1年間しか通っていない。
高校2年生からニュージランドの高校に留学予定だったが、ニュージーランドがコロナのパンデミックにより国境を突然閉鎖して入国できなくなってしまった。
もともと海外大学への進学を希望していた私は留学を諦めきれず、国境が開いているイギリスに渡航することを考えた。
そして、まずはと、イギリスのOxfordにある語学学校で3ヶ月勉強した。
帰国と同時にある機関の海外大学進学準備コースに入り、大学入学のための勉強する。
高校を卒業していなかったため、高卒認定試験も受け合格し、
2021年9月からイギリスの大学に無事入学し、社会学を専攻している。
2022年5月に大学一年目を終え一時帰国し、今は、日本で治療をするために、大学にLeave of Absense(休学届)を提出し、休学している。
これが過去2年間の私。
そして、これから私と家族にとって地獄のような1カ月の話をする。
2022年7月19日の夜、私はコロナきっかけである病気を発症し、意識障害を起こして病院に救急車で運ばれた。
私は全く覚えていないが、家族の証言によると、母親に意味不明な数字の羅列をラインで送ったり、会話が成立しなかったり、トイレに出入りするのを繰り返したりしていたらしい。
そして、父親がリモート会議中なのにもかかわらず大きな声で邪魔をして、父親と言い合いになり、あまりにも言動がおかしいので、救急車を呼んだ。
しかし、私は当時コロナ陽性だったため、受け入れてくれる病院がなかなか見つからず、救急隊員の方々が何百回と病院に掛け合ってくれ、都内の病院に搬送された。(全ての救急隊員の方に感謝)
その後意識を失い、7/20から8/5までICU(集中治療室)に居た。
ここからは経過を日記調に書いていく。