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鉄道風景 撮り鉄小僧 50年の旅

ようこそ!私は、鉄道を愛し続けて50年以上、カメラを手にして様々な風景を追いかけてきました。中学2年生の頃、初めてカメラを持って出かけた“SL写真 放浪の旅”は、今でも鮮明に思い出せます。あの頃のワクワクした気持ちや、蒸気機関車の迫力を感じながら、西日本の路線を巡った日々が、私の心に深く刻まれています。

このブログでは、「鉄道と人」というテーマを中心に、私が撮影した数々の写真を紹介していきます。旧国鉄の山陰本線や伯備線、木次線、筑豊本線など、思い出の詰まった路線の風景が広がります。各写真には、その時のエピソードや撮影データも添えて、皆さんと一緒にその瞬間を共有できればと思っています。

                          筑豊本線・原田駅 中2の頃 (表紙 木次線・備後落合駅)                                   

私の写真には、ただの風景だけでなく、そこにいる人々の思いや、鉄道の歴史が息づいています。例えば、若松機関区での職員の方々の真剣な作業や、懐かしい客車内の温もり、そして、国鉄色やくもの通過を待つ乗務員さんの姿など、鉄道の魅力が詰まった瞬間を切り取ってきました。

また、私にとって特別な思い出がある「春風列車」や「神々との旅路」といった作品もご紹介します。これらの写真を通じて、鉄道の持つ独特の魅力や、乗客や職員の方々との心の交流を感じていただけたら嬉しいです。

鉄道の旅は、単なる移動手段ではなく、人生の一部でもあります。私の写真を通じて、皆さんもその素晴らしさを感じていただければと思います。ぜひ、ゆっくりとご覧いただき、コメントや感想をお寄せください。一緒に鉄道の魅力を再発見していきましょう!


86カマ掃除 若松機関区にて

1971年(昭和46年)4月1日 筑豊本線、若松機関区内にて撮影。事前に許可を得て機関区内に入りました。左右の指差し確認の徹底の指導も受けました。筑豊本線の始発駅だけあって、今、思えば「撮り鉄」の天国のような場所でした。その中で、黙々と煙室内の清掃をする職員の方を撮影させていただきました。このような地味な、心のこもったメンテナンスをする姿から、国鉄マンのプライドを感じました。当時のネガフィルムをデジタルスキャンしたWeb作品。

オリンパスPEN FT f=38mm 
福岡県北九州市若松区
ネガフィルムをデジタルスキャン





C55牽引客車内

1971年(昭和46年)3月30日 筑豊本線、飯塚駅から原田駅方面に向かう発車前の車内で撮影。牽引はC5553。今では懐かしい客車内の風景。黒光りする肘掛けや背もたれ・ドアノブ。床の油のにおいも漂ってきます。先頭客車には、ヘッドフォンを装着し集音マイクを持った「録り鉄」さんと、私。(私にとっては、珍しい体験でした。)話しかけるのも、はばかられました。その後、無事、筑前内野駅に到着。そして、冷水峠へ。当時のネガフィルムをデジタルスキャンしたWeb作品。

オリンパスPEN FT f=38mm
福岡県飯塚市
ネガフィルムをデジタルスキャン





D51 1号機の発車待ち

1972年(昭和47年)夏。 山陰本線松江駅で撮影。ご存じD511。梅小路機関区で動態保存直前は、浜田機関区に所属し、現役としての最後の走行現場が山陰本線となりました。松江駅発車直前の運転席を撮影しました。私のカメラに気がついて、前方の信号をしっかりと見つめてくれました。D511の機関士として、国鉄マンとして、誇りあふれる表情。貴重な一枚です。当時のネガフィルムをデジタルスキャンしたWeb作品。

オリンパスPEN FT f=38mm 
島根県松江市
ネガフィルムをデジタルスキャン






新型やくも待ち合わせ

2024年(令和6年)6月13日 09:27a.m. 下り新型やくも。伯備線足立駅で撮影。上り国鉄色やくもの通過待ちのひと時をカメラで切り取りました。国鉄色やくもの最終運行日の前日の光景です。新型やくもがお似合いのJR乗務員さんが、国鉄色やくもの通過を、朝の中国山地の閑静な無人駅で待ち受けていました。

CANON EOS M5 EF-M18-150mm
岡山県新見市
ISO-200






神々との旅路

2017年(平成29年)8月20日 木次線出雲横田駅で撮影。JR西日本のローカル線用の小型気動車。キハ120_3
新潟鐵工所で製造。ステンレス製の車体と、古代出雲神話「ヤマタノオロチ退治伝説」にゆかりのある「しめ縄」のホームとは、ちょっとミスマッチ。
でも、地元の方々と妙になじんでいるのが不思議。きっと生活の一部だからでしょう。

CANON Power Shot G10 
島根県仁多郡奥出雲町






神々の通過点

撮影:2017年(平成29年)8月20日 出雲横田駅。出雲大社を模した神話の国の和風駅舎。駅看板下には大きなしめ縄。奥にはレトロなベンチと改札口。朝夕には地元の方々や高校生が、行き交います。キハ120が発車待ち合わせ中。

CANON Power Shot G10 
島根県仁多郡奥出雲町






日曜の朝 旧折尾駅にて

2010年(平成22年)5月 2日 鹿児島本線 旧折尾駅にて撮影。ゴールデンウイーク中の日曜日の朝(6:47)の駅舎内の風景です。部活練習に行く学生さんでしょうか。古びたベンチに座ったおじさんたち。新聞を読んで「若松ボートレース場」かな。レトロな柱と天井の梁、歴史を感じます。私は、かしわめし弁当を買って、レンガ作りの連絡通路を通って小倉駅に向かいました。

CANON Power Shot G10 
福岡県北九州市八幡西区
f/2.8 1/60秒 ISO-160





春風列車

2024年(令和6年)4日7日 3:33p.m. 山陰本線 玉造温泉駅~乃木駅間で撮影。松江市内の線路沿いの小さな公園で撮影しました。満開の桜にカメラを向けていたら「ビュワーン」・・・列車が春風のように通り過ぎていきました。
3月の「桜の日(27日)」に「初孫」が生まれた我が家にとっては、まさに、「幸せの黄色い、春風列車」でした。
孫のいる東京へ、このまま「旅」がしたくなりました。

CANON EOS M5 EF-M18-150mm
島根県松江市
ISO-100

私の旅の思い出を8枚の写真を通じて振り返りました。それぞれの写真には、特別な瞬間や感情が詰まっています。初めて訪れた場所での驚き、笑顔、そして自然の美しさに心を奪われた瞬間。これらの思い出は、私の心の中で永遠に生き続けることでしょう。

旅は新しい発見の連続であり、私たちを成長させてくれます。これからも、様々な場所を訪れ、たくさんの思い出を作っていきたいと思います。このブログを通じて、皆さんにもその一部を共有できたことを嬉しく思います。

次回の冒険に向けて、心を躍らせながら、また新たな物語を紡いでいきましょう。ご覧いただき、ありがとうございました!

幼い頃 両親の手を握って通った 旧折尾駅のレンガ造りの 乗り換え地下通路           暗くて ちょっぴり怖かった

¡Nos vemos!

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